海岸林で鳥見ing(2021/2/9)①

今日、プレスリリースを配信しました。
吉田です。今日は午前中だけ在宅勤務で、午後は出勤しました。
今日、震災から10年お世話になってきたPR TIMES様より、全国の地方新聞社・地域新聞社の社会部・編集部宛等に、書籍「松がつなぐあした」出版に関するプレスリリースを配信しました。これでネットでの広報範囲が大きく広がると思います。書名を検索すると、各新聞社・通信社のHP掲載内容も出てきます。当プロジェクトとしては、この10年で29回目のリリースでした。南海トラフ対策地域、海岸林がある地域の方々、森林林業関係者はもちろんですが、防災教育関係者、図書館関係者、NGO関係者・・・そして何より、全国で若い人たちに読み続けられる本になってほしいと思います。
今日は、オイスカ四国研修センターの小野所長が四国新聞社に依頼し、香川県庁記者クラブ20社に書籍を配布してくださることになっています。所長には昨年11月の高松北高校の名取訪問(地元で有名な北高「応援団エール」の動画あり)を仲介。先週は支部副会長のMさんとともに大手書店を訪問し、全国での店頭販売をお願いに行ってくださったり。また、愛知県では、オイスカ個人会員で元愛知県支部副会長のSさんが、近隣の会員60人のご自宅を訪ね、オイスカ豊田推進協議会で買い取った書籍を配ってくださっています。
話はかわりますが、先日、「21世紀文明シンポジウム 東日本大震災から10年 ~復興の教訓と未来への展望」
(上記HPに当日資料が掲載されています)というオンラインシンポジウムを拝聴し、今村文彦 東北大学災害科学国際研究所長・教授が「節目はとても大事。竹も節目があるから強い」とご発言されていましたが、その大事な節目を前に、残念ながら緊急事態宣言を受けて活動を制限せざるを得ません。ですが、それでも出来ること、節目だからこそやらねばならぬことを精一杯取り組もうと思います。
とくに法人のご担当者向け「実績報告書」
↑ 時々、ブログに掲載していましたが、あらためてご活用いただきますようお願い申し上げます。
↑ 清藤城宏博士(オイスカ緑化技術参事)の手で当プロジェクトのCO2吸収量も算出し、論文としてまとめていただきました。また、林野庁による生物多様性調査などもリンクしています。
本日のブログは、簡単ですがここまでです。(吉田)
書籍「松がつなぐあした」は、楽天・紀伊国屋などが目下の最短購入方法です
吉田です。風邪、治りました。
「楽天ブックから、注文した小林さんの本が送られてくると連絡ありました!」(山梨在住、S様)、「楽天ブックス、入荷されたようですね!」(東京在住、H様)など、支援者の方や関係者からメールが届きました。皆様からの情報助かります。ありがとうございます。今日、ネット販売の在庫が掲載され、販売状況が判明しました。アマゾンはまだ遅れているようですが、下記なら即購入できます。読後はレビューを書いていただけたら販促につながります。励みになります。ぜひご協力ください。
手づくりプロモーションビデオも、ぜひ見てくださいね!
【PV】「松がつなぐあした」-震災10年 海岸林再生の記録-
なお、昨日のブログに書いた通り、2月18日はオンラインで活動報告します。
WEB活動報告会のご案内 ~2月18日は海岸林~
ウェブを通じた活動報告ご案内 ~コロナ禍のオイスカ活動現場より~
今年度は、国内外で予定されていたボランティア活動をはじめ、各種行事の多くが延期や中止となり、今後も実施の目途が立たない状況が続いています。しかし、オイスカの活動現場では感染対策を取りながら、粛々と活動を進めています。会員・支援者の皆さまに現場に足を運んでいただくことが難しい中、少しでもオイスカ活動の現状を皆様にお伝えしたいとの思いから、ウェブを活用して担当者から報告、また今後の展望をお伝えします。今年、オイスカは60周年を迎えます。「SDGs」の達成に向けてコロナ禍でも日本の国際協力団体として支援者の皆さまとともに歩みを止めることなく役割を果たしていきたいと考えています。ご参加お待ちしております。
~スケジュール~
第1回
■日 時:2月10日(水)14:00~15:00
■テーマ:「コロナ禍でのオイスカ活動」
■報告者:タイ駐在代表 春日智実ほか
*オイスカタイ関係者は2012年3月から幾度も名取の現場を訪問しております。
春日駐在代表は、月刊「OISCA」3月号で当プロジェクトに関して寄稿掲載予定です。
第2回
■日 時:2月18日(木)14:00~15:00
■テーマ:「震災から10年を迎えた海岸林再生プロジェクト」
~「松がつなぐあした」出版記念座談会~
■報告者:元日本経済新聞論説委員 小林省太氏 × 吉田 × 浅野奈々穂(進行兼務)
第3回
■3月9日(火)14:00~15:00
■テーマ:「コロナ時代の漢方薬と灌木を組み合わせた砂漠化緑化への挑戦(仮)」
■報告者:内モンゴル阿拉善砂漠生態研究研修センター所長 冨樫 智(博士)ほか
*海岸林にとって「乾燥地造林」仲間。昨年11月は名取のボランティアに青空紙芝居形式で
内モンゴルとウズベキスタンの活動報告をしてくれました。
*これ以降もWEB報告会を継続予定です。
~視聴について~
配信方法:「Zoom」のウェビナー機能を使って、ライブ配信を行います。(事前申込不要)
配信サイト⇒ https://zoom.us/j/95869117649
(ウェビナーID:958 6911 7649)
*後日、Youtubeでも公開します!
その他:
① 予告なく配信を中止もしくは中断する場合があります。
② 状況により配信が途切れる場合もありますことをあらかじめご了承ください。
③ 後日、当日の動画(一部編集あり)は公開予定です。
④ 視聴にあたっての注意事項
・ 本会に関わるデータに関し、許可なく以下の行為を行うことを禁じます。
・ 無断で記録媒体にデータを保存加工等をし、二次利用をすること
・ Web視聴サイトに掲載のデータ(スライド、画像、動画など)を無断で引用・転載等をすること
吉田です。年明け後、在宅勤務を週2日以上ペースで進めていたところ、寝込んでしまいました。運動不足、免疫力低下のうえ、気が弛んでいたのでしょう。19日深夜、急に腹痛とともに微熱が出て、コロナか?と思いました。ですが、熱は上がらず、朝には収まり、咳は出ず、味覚もあり。腹痛だけ繰り返し続いて病院に行き、4日目に回復しました。その間、自分で作ったお粗末なお粥を茶碗半分だけ。体重が4㎏落ちました。皆さんもどうぞ気をつけて、健康にお過ごしください。
毎年この時期は事業計画・予算づくりを終え、来年度や今後に向けた準備期間。去年だったらミャンマー出張直前で、出張先のことを頭に叩き込んでいました。コロナ禍以降、本部詰めが多くなり、自然とオイスカ全体の時間が増えていました。今年は書籍が出版され、いつもと違う予定だったのに、緊急事態宣言で3月までの仕事が総入れ替え・・・。年度明けから慌ただしかったです。
2月5日、林野庁主催の海岸防災林復旧事業完了に伴う宮城県への「返還式」(通称)で、中野悦子理事長が民間側の代表挨拶をご指名いただいていたのですが、東京からの出席になるため、相談の結果、辞退させていただき、再生の会会長兼オイスカ宮城県支部副会長の鈴木英二さんに代読いただくことにしました。両会からは、8時間ボランティアにも何度も参加いただいている矢萩県支部副会長(ユアテック相談役)、佐々木統括、立ち上げからお世話になった松島森林総合の佐々木代表の4名が代表出席します。
寝込んでいる間、東北大学今村教授が参画している震災10年のシンポジウムだけはライブ配信を聞きました。「節目は大事。節目があるから竹は強い」と先生は発言されたのが印象的です。私たちもコロナ禍なりに、節目らしいことをしたいと思います。2月中旬には、必ず宮城入りせねばならない仕事もできました。
【今決まっている主な予定】
~1月29日(金)11時:名取市役所での写真など展示
*すごくいい展示ですから、使いまわししたいと思います。名取事務所でボランティアに見てもらったり。
2月上旬:オイスカ会員、海岸林全寄付者等へのダイレクトメール配達。
*この頃には、書籍「松がつなぐあした」がアマゾンでも買えるよう出版社に頑張ってもらっています。
2月18日(金)14時~15時:東京本部からオンライン活動報告会(小林省太氏、吉田ほか) 詳細後日。
2月25日~3月23日:名取市立図書館で写真など展示
*この頃には・・・松がつなぐあしたが「新聞書評」で紹介されるといいなあ~。鋭意努力中。
3月27日(土):公募ボランティアの日
*ボランティア、受け入れできるかは3月11日ごろ判断し、HPでアナウンスします。
名取市役所で企画展開催中!
謹賀新年 ~今年のTOPIX~
あけましておめでとうございます。
吉田です。今年もよろしくお願いします。年末は書籍「松がつなぐあした」のPRに没頭していましたが、「ここには絶対!」と指定していた名取市内の全書店、霞が関林野庁地下の三省堂書店ですら店頭に並んでいないことが徐々に判明し、われわれ、相当ヤキモキしました。名取市民の方から「もう全部売れてしまったの?」と相談いただいたり・・・。大変お手数をかけますが、楽天や紀伊国屋書店などの通販か、書店での注文をお願いしたいと思います。
今年は震災から10年、オイスカは創立60周年。どう考えても大事な年。新年1回目のブログですし、今年のトピックスをお知らせします。マニアックなことが多いですが、どれも楽しみなことばかり。
①種から育てたクロマツを伐り始めます。
*本格的間伐の前の「除間伐」として約5haを11月頃にプロの手で伐ります。また、将来の本格的間伐(保育間伐=本数調整伐)の小さな試験地0.12ha(4種の試験)をすでに決め、5月には伐り終えたいと考えています。また、佐々木統括や清藤参事とともに検討を重ねてきましたが、12月17日の事業計画会議で決めました。山の杉・ヒノキ、広葉樹の間伐と違います。誰もが未知の世界です。
②自費で排水工事を行います。
*2017年植栽地内北西端の作業道兼遊水地から土管を通して、林外に配水します。今年は国・県・市当局のご尽力で、同地内13.66haの半分が改善されました。もう半分は我々の予算で。工事時期は検討中。工事でできるところは工事ですが、工事で出来ない小さな排水路づくり(溝切り)を少なくともあと数年は続けます。
③防風垣・静砂垣が国の手で一部撤去されます。
*大きく育っている2014年植栽地で部分的に実施。すでに撤去工事は始まっており、3月上旬には終了見込み。葛の刈り取り(つる切り)・除間伐がしやすくなるのは間違いありません。
④啓発用大看板2枚、再生の会による平成?令和?の「愛林碑」を夏前に設置。
⑤書籍「松がつなぐあした」の書評が、全国紙や河北新報社などで掲載されます。きっと。
⑥再生の会は、名称を変えずそのまま継続
*育苗は基本的に終了ですが、なんでも小回りが利く機動部隊として仕事を続けます。去年のイレギュラー対応としては、2019年植栽地約2ha、10,000本に取り付いたシンクイムシ駆除にも剪定鋏を持って奔走いただきました。再生の会から「守る会」への名称を変えるのは、手続きが思いのほか煩雑なこともあり検討中のようです。
⑦植栽・施肥の仕事は終わりました。
植栽がないという以外、これまでとあまり変わらないということです。震災から10年というのは、われわれにとって単なる「通過点」。今年も粛々と頑張ります。2021年度のボランティアの公募はすでに始まっておりますが、「全部参加します!」というお申し込みが相次いでいます。
「松がつなぐあした」の発売を楽しみにしてくださっているみなさま
12月9日 IN STORE とブログや動画でお伝えしていますが、本の流通の事情等で発売が遅れています。あちこち本を探してくださったみなさん申し訳ありません。
発行部数が5,000部と少ないこともあり、近所の本屋さんではおそらく置いてないと思います。置いてない場合は、お手数をお掛けしますが注文をお願いします。
書籍販売サイトでの注文は13日以降とお伝えしてきましたが、こちらもサイトへのアップが遅れ、18日ごろから下のサイトで注文ができるようになりました。予約販売のため、お届けまでに1週間程度かかってしまいます。
★楽天ブックス★
https://books.rakuten.co.jp/rb/16580728/
★紀伊国屋書店ウェブストア★
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784909080554
※アマゾン、hmv、TSUTAYAのサイトには掲載されていますが、注文は受け付けていないようです(12/22現在)
アマゾンでの注文ができるように出版社に依頼しておりますので、アマゾンでの注文をご希望の方は今しばらくお待ちください。
南海トラフ影響地域、全国の松原地域で、そして若い方にも読まれますように!
吉田です。宮城で経験した技術的なことを、南海トラフの地域や全国の松原関係者の方に届けようと、これまで専門誌への掲載も努力してきたつもりですが、今回は一般の方に向けた書籍。行政の方、メディアの方々と会う際など、宮城だけで読んでいただければよいのではないと、必ず話しています。
「本は発売後3か月が勝負」とプロから聞きました。じつは、出版社、取次側の配本・告知などの遅れが気になっております。ですが、そのプロのアドバイスなどをもとに、我々としての初動として動くべき第1弾は、すでに基本に忠実に、確実に実施できました。年末までは、第2弾というべき、より最善をもれなく追及する時期かと。年明けからは第3弾。僕らなりのネットワークを駆使して、外に打って出て企画する時期だと思っています。あっちこっちでの仕込みも開始しました。
「読んでもらおうと、一生懸命努力する気持ちは必ず通じる」
小林さんはそう言ってました。
あと数日、もっと回りたかった・・・