今年もありがとうございました

2021年12月28日( カテゴリー: 本部発 )

本部・広報室の林です。

ここのところ、来年のボランティアのお申し込みが続いています。
つい先日スケジュールを公開したばかりなのに、
もう11月のお申し込みまできていて、リピーターの皆さんにとっては
年間の恒例行事の中に組み込まれているんだなぁと実感しました。

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先週名取から車で戻った吉田は、またしてもボランティアの大槻さんの畑から
たくさんのお野菜を引き抜いて!車いっぱいに積んできました。

今朝は、名取の現場で砂や泥をかぶってきた車を吉田が洗車。
そしてあまりにも大きい大根(吉田が抱えているのがそうです)を
職員に配布するのにカットしました。

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今年もオイスカの関連団体から職人さんがボランティアで門松を作りに来てくれました! 今朝は保育園児たちが散歩の途中で門松をバックに写真撮影。ちょうど洗車をしていた吉田が撮影係を買って出ていました。

職員に配り切れなかった野菜はオイスカ事務所下にある保育園に
子どもをお迎えに来るお母さん用に無人販売コーナーを設置。
松林が再生されて、海からの潮風に負けずに農業ができることをアピール。
大根のほか、ネギ、里芋、さつまいも、キャベツ、白菜なども。

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先月、今年最後の現場での活動に行った際、仙台空港でアイベックスのKさんに遭遇。
ボランティア参加時は、作業着にアイベックスのビブスですが
オフィスで働くときの姿は“いつもの”Kさんとはちょっと違って新鮮でした。
しばらくするとKさんがいつも一緒にボランティアに来てくださるTさんを呼んできてくれてご挨拶。
海岸林チームのメンバーに、カレンダーをくださいました。
オフィスで使わせていただきます!
アイベックスの皆さん、いつもありがとうございます。

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今年もコロナ禍で今まで通りに動かないことが多い1年でしたが、
それでも「名取市海岸林再生の会」の石碑除幕式に参加して
地元の皆さんにお会いできたり、後半はボランティアにも行くこともでき、
現場での活動ができたことをうれしく思います。

オミクロン株がじわじわと広がっていたり、寒波の影響で各地が
大雪に見舞われたりと、年末も穏やかに……とはいかない状況ですね。
来年は、かつてのようにとは言わずとも、今年よりも活動がしやすくなると
いいなぁと期待しています。皆さんもどうぞ、よいお年をお迎えください。
来年も引き続きよろしくお願いいたします。

海岸林1

2022年度のボランティア公募を開始!

2021年12月27日( カテゴリー: 本部発 )

吉田です。来年度の事業計画会議など名取出張から帰京。出張中にボランティア公募日も決めました。

2022年度 ボランティア公募

募集定員は各回上限50人。クロマツはすごく太く、樹高も伸びています。生長に従い、ツルマメ抜き取り対象面積は大幅に減ります。それに対して、葛の刈り取りが必要な場所が、斑状に点在するようになりました。排水作業が必要な場所も依然点在しています。ボランティア作業で対応すべき仕事のボリュームは、以前と変わりありません。

来年度は、マツクイムシ対策や本数調整伐に関して、専門家の方に座学として講演してもらうことも考えています。講座開催日は追々発表しますが、おそらく夏以降かと。

名取市海岸林中央部、2014年植栽地最前列。

名取市海岸林中央部、2014年植栽地最前列。


名取市海岸林中央部、2014年植栽地最前列。 一番生長の良い場所。軒並み5m以上に。樹高もさることながら、とにかく「太い」!!

名取市海岸林中央部、2014年植栽地最前列。
一番生長の良い場所。軒並み5m以上に。樹高もさることながら、とにかく「太い」。 ここ含めて来年1月から10haを本数調整伐します。3分の1は、バッサリと伐ります。伐った後、見に来てください。秋にはさらに太く、高くなることでしょう。

初めまして。
ブログ初登場となる佐々木、通称“のりお”です。
海岸林には2019年から参加しています。諸先輩方にはいつも大変お世話になっています。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA林さんのブログにもありましたが、12月4日に名取市サイクルスポーツセンターを会場とする、フルマラソン大会に参加しました。普通の姿での参加です。
会場は、名取市の北部で、海岸林から見ても最北端に位置しています。マラソンコースは、クロマツに囲まれている、ほぼ南北に延びる1周約4kmのサイクリングコースを、折り返しを利用した1周5kmに設定されています。それを8周と少し。スタート後は、一旦南へ向かい、その後北へ戻るようになります。制限時間は6時間で10時スタート。参加ランナーは約200名。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
スタート付近のクロマツはそれほど大きくはなく、周囲も見渡せます。
その後、1km過ぎのクランクのような個所では、2mほどの高さに成長しており、カーブの先のランナーも見えないくらいでした。それ以外は大きくなっているところは無く、周囲も見渡せることもあり、思ったよりも楽しく走れました。でも、クロマツを見ていると、「クズやツルマメに覆われていないかな」「枯れているのは無いかな」「この辺りは、最近溝切したな」「去年ツルマメを取ったところかな」「黄昏たのは、この辺りかな」「意外と、南方向に行っているな」ということが頭に浮かびました。。。。
 
OLYMPUS DIGITAL CAMERAで、肝心のレースですが、皆さん速い。トップの記録はサブ3。私は、制限時間の6時間とクロマツに囲まれてのランを楽しむつもりで、ひたすらマイペース。とはいうものの、スタート直後から左太腿に早くも違和感が。
そして、20km過ぎからは右膝の筋肉にも危険な兆候が。更に、3時間ほど経過した25km付近頃では、風が出始め太陽も雲にも覆われ、寒い。ついに30km過ぎから完全に足が止まってしまい、残りの10kmほどは歩いたり走ったり。33km過ぎの4時間を超えるころには、ランナーも少なくなり、寂しい。
それでも、スタッフの声援に励まされ、何とか制限時間内に完走。タイムは、5時間20分2秒(ネット)。197人が完走した中、私は192位。
 
 

クロマツの声援には応えらず、私としても散々な結果で、冬のレースの難しさを感じました。
それでもクロマツが成長した時はどんな雰囲気になるのだろう、とは思いました。
5年後10年後に再び走ってみてもいいかな、と。フル以外でですが。

今後は、大阪マラソンと同日に、福島県いわき市でフルマラソンを走ります。
思いだけは、大阪に参加するチャリティーランナーや一般ランナーと同じです。
お互い、ベストを尽くしましょう。

そして、東北で、宮城で、名取でお待ちしています。

写真はスタート前に撮影したものです。走っている時も撮影したかったのですが余裕がありませんでした……

写真はスタート前に撮影したものです。走っている時も撮影したかったのですが余裕がありませんでした……

吉田です。すでにお伝えしている通り、この春から東京本部海岸林チームは、Global Sustainabitity Misson(GSM)担当となり、また浅野さんは海外事業部に異動し、特に人材育成の担当、即戦力として頑張っています。また、海外事業部からフィリピン人女性のグラゼンさんが異動してきました。彼女は、2011年から海岸林再生プロジェクトに対する、海外や外資系企業などからの資金獲得を担ってくれました。

GSMはオイスカ全体の資金獲得という業務の性質上、部署横断的に仕事をしています。この春以降、オイスカ全体の広報戦略立案作業に入り、各種分析作業を行うとともに、月1回のWeb報告会、内モンゴル沙漠緑化募金、国内4研修センターサミット、ミャンマー緊急募金、創立60周年シンポジウムなど、まさに旧海岸林チームはその渦中のど真ん中で駆け抜け、コロナ禍であっても最大限の活動が出来ました。鈴木和代さんは機関車のような活躍です。国内外への恩返しという気持ちを持って、海岸林プロジェクトの経験を、オイスカ全体に活かすというコンセプトを軸にしています。職員全員が広報マン、営業マン。職員以外の方にも出来るだけ大勢に少しづつ協力してもらいたいという考え方も広報戦略の軸です。オイスカ全体のHPの全面リニューアル作業も、1年かけてコツコツ進めています。林久美子さんはその中心。SNSにも力を入れますが、浅野さんはそのリーダーに。私自身もFacebookを始め、各現場のいまを内外にシェアしたいと考えています。

そしてこの12月、長年温めていた「オイスカ冬募金」に漕ぎつけました。うまくいかないのでは・・・珍しく法螺も吹かず、内心不安を感じながらのスタートでしたが、予想以上のご寄付に繋がっており、私もみなも、本当に本当に!びっくりしています。

募金サイトはコチラ

海外国内現場スタッフからのメッセージ動画をリレー式に掲載しています。私が最初、愛知で撮った動画が2番目(ボクの鼻息まで撮ってしまいました)。今週はミャンマーの現地スタッフが出ます。素人の手づくりですが、ぜひ覗いてみてください。

そして海岸林。

目下、本数調整伐調査地4ヵ所を、従来の生長モニタリング調査データの入力中。インターンで東北大学4年生の畑君にも協力してもらってます。本数調整伐のデータは、にわかに信じがたいほど・・・興味深く、よい結果が出ました。詳細はまたいずれ。

あと、来週22日あたりに・・・来年のボランティア公募日を公開します。

11月16日 ボランティアの日(撮影:USJの、撮影が本業という大阪のIさん)

11月16日 ボランティアの日(撮影:USJの、撮影が本業という大阪のIさん)

吉田です。11月末から宮城、愛知、岐阜、大阪と出張続きでした。                                            オイスカ全体で取り組んでいる冬募金は、おかげさまで予想以上に良いスタートを切りました。                             次回の宮城出張は12月21日夜入りで、24日朝まで現場にと思ってます。

10月22日に名取に職員研修に来た、オイスカの国内農業研修センターの若い職員たちが、飛行機から撮ってくれましたので紹介します。

私も何度か地方出張の続きで、空路仙台着ということがありました。海からでなく、山側からそのまま着陸ということも1度。日によって、風向きによって違うようです。

←進行方向                                 私も何度か地方出張の続きで、空路仙台着ということがありました。海からでなく、山側からそのまま着陸ということも1度。日によって、風向きによって違うようです。

一度海に出て大きく旋回し、名取市海岸林を横断します。

旋回もあっという間。これからグングン陸が近づいてきます。

旋回もあっという間。これからグングン陸が近づいてきます。


もうここまで来るとあっという間に着陸。カメラを持つ手に力が入ってしまいます。

もうここまで来るとあっという間に着陸。カメラを持つ手に力が入ってしまいます。


シャッタースピードがゆっくりだと、あっという間にタイミングを逃します。私も失敗したことありました・・・

名取市海岸林は全長5㎞。写真の右端までがそのうちの4㎞。


頑張って撮ってくれて、ありがとう。助かります。

頑張って撮ってくれて、ありがとう。助かります。シャッタースピードがゆっくりだと、あっという間にタイミングを逃します。私も失敗したことありました・・・


ナイスシャッター!!白いビニールハウスの右側までが2014年植栽地16ha。

ナイスシャッター!!白いビニールハウスの右側までが2014年植栽地16ha。

2021年、上空からの写真は、ほぼこれが唯一。来年は調査としてドローンとか考えようか。機会を見つけて、進行方向の左側客席からの写真をお願いしよう。

こんにちは、浅野です。
先日、大阪マラソンのブログでご紹介した齊木さんからブログが届きました!
原文のままで掲載させていただきます。(写真は勝手に選ばせてもらいました)
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数え年で42歳は男性の大厄年。
そんな2015年は満身創痍で酸鼻を極めた年でした。
「因果応報…今迄の悪行を悔い改め、今後は徳を積んでいかねば。」
と唐突に思い立ち
「何かボランティアをして人の役に立とう。」
と安易に決めた結果が
私、齊木郁(サイキカオル)とオイスカ、名取市海岸林再生プロジェクトが出会うきっかけとなりました。
初めての名取は2017年。
労働組合UAゼンセンの一員としてボランティアに参加しました。
作業内容は植樹祭準備としての割り箸刺しでした。
割り箸刺しの作業

割り箸刺しの作業
(写真中央の頭にタオルを巻いてるのが齊木さん)

その第一印象は
「吉田さんってカッコイイ!!」おまけに「仙台の牛タンって美味しい」
という、どうしようもないものでした。
かっこいい?吉田さんの説明を聞く1人だけ半袖の齊木さん

かっこいい?吉田さんの説明を聞く1人だけ半袖の齊木さん


しかしこの年、11月のリピーター回を含めて計7回参加させていただいた事で、
こんなどうしようもない人間の意識が確実に変わっていきました。
「何故黒松が必要なのか?」
「何故この作業が大事なのか?」
「今後、松林はどのように成長させていくのか?」
徐々に理解を深め、いつの間にか、
ツルマメの生態や葛の除去方法等を自ら調べるようになっていました。
現在では歴史に残るような、この大プロジェクトに少しでも携われるという
喜びと誇りを持って参加させてもらっています。
海岸林1
そしてオイスカスタッフの方々の熱意に惹かれる。
プロジェクトに参加されている方々の温かさが心地よい。
いつしか、この場所が第二の故郷とも思えるようになっていました。
そんな大切な場所の為に今回、大阪マラソンのチャリティーランナーとして登録しました。
サブ3.5(フルマラソン3時間30分切り)という超個人的目標を胸に秘めつつ(笑)、
海岸林の為に誇りを持って走ります。皆様応援の程宜しくお願い致します。

齊木さんの応援は写真をクリック!

齊木さんの応援は写真をクリック!

こんにちは、浅野です。
更新が遅くなり、すみません…。
大阪マラソンのエントリーが11月17日に締め切りとなり、
今大会のオイスカのチャリティランナーは22名となりました。
オイスカの会員さんやボランティアリピーターさんが走ってくれます!
オイスカのスタッフからも4名がエントリーしています。
大阪マラソンのチャリティランナーは7万円の募金を集めて出走権が得られます。
(集められなかったら、自分のカードから引かれます…)
それに加えて今年は23,550円の参加費(一般ランナーと同額)も払わなければなりません。
集められた募金は、海岸林へのご寄附となります。
42.195㎞走る練習をしつつ、募金も集めなくてはいけない…という大忙しの
年末年始を迎えるランナーの方たちを一緒に応援してください!
このブログを見に来てくれている皆さんならきっとご存じのお2人をご紹介します!
1人目はこの方!!kobayashi
小林省太さんです!!2017年にも走ってくれた小林さん。
今回のニックネーム(寄附サイトの名前)は【吉田俊通の分までガンバル小林省太】です!
はい、今回は吉田、走りません!!吉田の分まで小林さんが頑張ってくれます。
2人目はこの方!20191004_170137
右でも左でもなく、真ん中のこの方!齊木郁さんです!
オイスカのTシャツを着ていますが、オイスカのスタッフではありません。
UAゼンセン傘下のウェルシアユニオンの方で、海岸林のボランティアにもいつも来てくれています!
小林さんの応援はこちらから↓
https://osaka-marathon.en-jine.com/projects/oisca/rewards/445
齊木さんの応援はこちらから↓
https://osaka-marathon.en-jine.com/projects/oisca/rewards/431
ランナーを選んで応援される方はこちらから↓
https://osaka-marathon.en-jine.com/projects/oisca
募金は1口500円~何口でもOKです!募金の〆切は1月25日(火)までです。
みなさん、ぜひご支援よろしくお願いします!!

今年最後のボランティア

2021年11月18日( カテゴリー: 現場レポート )

こんにちは、浅野です。
13日の土曜日に今年最後のボランティアの日を行いました!
約4か月ぶりのボランティアの日、久しぶりにボランティアの皆さんに会える♪とルンルンで名取へ。
11日の夜に名取に入り、12日は地元リピーターの皆さんと朝からモニタリング作業。
調査プロットが10か所残っていたので、さすがに今日中には終わらないかなぁ…と思っていたのですが、
さすがリピーターの皆さん。終わっちゃいました。笑
当日は快晴。作業は前日にプロットのモニタリング調査が終わったので、本数調整伐の試験地の全数調査と
クズの刈り取りと…これ。
DSCN3584
皆さん、お尻を向けて何をしているかというと…
DSCN3589
大槻さんのご厚意で芋ほりをさせてもらいました。(掘ったお芋はみんなで持って帰りました)
その後、二班に分かれて作業開始。
モニタリング班はこんな感じ。
DSCN3624

樹高を測る人、胸高直径を測る人、記録係、樹高を遠目から確かめる人の最低4人は必要です

樹高を測る人、胸高直径を測る人、記録係、樹高を遠目から確かめる人の最低4人は必要です


 
 
 
 
 
 
 
 
だいぶ成長したマツですが、本数調整伐がしてあるので比較的通りやすかったみたいです。
無伐のエリアも先にノコギリ隊が道を作ってくれたので、去年までの調査よりはスムーズに終わりました。
一方、クズの刈り取り班は…
DSCN3758D
 
 
 
 
 
クズだけかと思いきや、ツルマメまで…。
午前中では終わらず、午後は全員でクズ退治に取り掛かりました!
おかげ様で、ほぼ100%取りきりました!!これで冬の間、マツが窮屈な思いをしなくて済みそうです。
Before

Before

After

After


ツルマメは完全にはじけた後なので、来年はツルマメの抜き取りも頑張らなくては…。
今年もコロナの影響でほとんど作業ができず…今年の受入れ人数は11月13日までで226人でした。
来年こそは普通にボランティアの受入れができることを祈ってます!
皆さん、来年も会えるのを楽しみにしてるので、懲りずに参加してくださいね~

マラソンランナーの皆さんへ

2021年11月17日( カテゴリー: 本部発 )

広報室の林です。
本日、17時に大阪マラソンのチャリティランナーの受付が終了しました。
エントリーしてくださった皆さん、どうぞよろしくお願いいたします。

ただ、今日の私のブログは、エントリー済みのランナーの皆さんに向けたものではなく、
名取市のサイクルスポーツセンターで行われるマラソン大会に参加する皆さんに向けたものです。

11月6日のボランティアの日、閖上のあたりで溝切りをしていると、
サイクリングロードで何やらイベントが行われていました。

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よ~く見ると「みやぎ・名取シーサイドマラソン」と書かれています。

CIMG6559

給水ステーションにいたスタッフさんに防風垣越しにお話を聞きました。
この日、参加していたのは1000人。
1周5キロのコースが設定され、フルマラソンだけではなく、ハーフのほか、
リレー形式での参加もあるのだそう。

仮装をして走っている人もいたりして、何だかとても楽しそう。
大音量で音楽も流れていて、午前中はずっとUSAが、午後になると
ロッキーのテーマの後は、星野源が繰り返し流れていました。

この1000人の皆さんに、海岸林のことを伝えたいなぁと思いました。
調べてみると、別の主催団体が12月4日に同じようにマラソン大会を開くとのこと。

皆さんが走っているコースの周りにあるクロマツは、大事なインフラなんですよ。
全国のボランティアさんが大事にお世話をしてくれて大きくなってきているんですよ。

そんなことが伝えられたらいいなぁと思っていたところ、
各地のマラソンに参加しているボランティアのSさんから、
「マラソン、申し込みました」との連絡が……。
Sさんに海岸林のことが伝わる仮装をして走ってもらおうかと考え中。
(Sさん、マラソン後のブログ、お待ちしています!)

サイクリングロードを走るランナーの皆さん!
クロマツにも少しだけ目を向けつつ、楽しんで走ってくださいね~~!

最強の素材を発見!

2021年11月16日( カテゴリー: 現場レポート )

広報室の林です。

11月のボランティアはモニタリング調査が中心。
この季節、茂みに突入すると浅野も報告していた「バカ」の被害に遭います。

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ウインドブレーカーのようなツルツルした素材にもひっついてくる彼らですが、
なんとも驚きの、ある素材には全くつかないことが分かりました。

それが、これ。
分かりますか?? コーデュロイです!
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まったくバカがついていないMさんの作業ズボン。
作業前のきれいな状態であるかのようにも見えますが、
ここ、見てください!
コーデュロイ素材ではないポケットの部分にバカを発見!
こんな内側にまで入り込んで引っ付いてくる奴らが、
表面には全くついていない!!

CIMG6574

そこでいろいろな種類のひっつき系のもので試してみましたが、
本当につかないんです! 一瞬ついてもパンっと一回手で払えば
ポロっと落ちていくのです。気持ちいいぐらいに。

意外な発見でした。

秋の作業時は、コーデュロイ素材に限る!

余談ですが、私はコールテンという言い方のほうがなじみがあり、違いを調べたところ
「コーデュロイは若者の言い方、コールテンは年配者の言い方」と説明しているものが多く、
年配者の自覚を深めていたところ、「コールテンは日本で作られたもの」と
コーデュロイとの違いを解説しているものを発見しました!
しかも日本=遠州織物産地としていて、遠州人としては
年配者と言われようと、「コールテン」と呼ぼうと思い直しました。

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