若い力、投入

2012年1月13日( カテゴリー: 本部発 )

5日のブログに続き、現場駐在員のご紹介。
筑波大学3年生の秋山キナ君です。
大学ではアルティメット(バスケとアメフトを合わせたような競技。フリスビーを使うハードなスポーツらしい)をしていたというのが、私には何となく光りました。
半年大学を休学し、インターンとして経験を積みます。
2月から名取市に住みこみ、総責任者の佐々木廣一さんを補佐するのがミッションです。
ご実家は群馬の農家で、将来は農林業に関わる希望を持っています。
地元の人にもかわいがってもらえるでしょう。
森づくりは人づくり。
しかし、それ以前にチーム海岸林一同、彼には本当に期待しています。
このブログは彼にも書いてもらいます。ぼちぼち登場します。
これから住むアパート決まったかな?



一歩一歩着実に進んでいます!

2012年1月12日( カテゴリー: 現場レポート )

宮城県農林種苗農業協同組合事務所に行きました。
この春の段取りの確認です。
11月の県の生産者登録講習会、12月の種苗組合理事会での加盟承認を受け、我らが「クロマツお助け隊長」名取市の農家の方々は、3月上旬に県からクロマツの種の払い下げを受けられることになりました!
針葉樹の種苗生産は法律に沿ってなされており、誰でもできるわけではないんです。
3月末から種蒔きです。



育苗場のイメージです(提供:宮城県種苗組合)

昨年から10年計画でスタートした「海岸林再生プロジェクト」ですが、今年は現場が本格的に始動します。
応援くださる方も日に日に増え、感謝の気持ちでいっぱいです。
皆さま、今後ともどうぞよろしくお願いします。
長い仕事になりますが、なにがなんでも、やり抜いてみせます。
で、我々にとって重要なニュース。
林野庁東北森林管理局を昨年3月に定年退職された佐々木廣一さんが、1月から現場責任者として着任しました。
民間非営利団体の厳しい条件にも関わらず、意気に感じて下さって。
いつもおっしゃる口癖を紹介。
「生半可な仕事ではないよ。この仕事は」



10月30日の視察ツアーの際も参加者に説明をしてくださいました。長身でカッコイイ山の男デス。

12月18日、育苗場候補地に行ってきました。
海岸線から1.4km。瓦礫の撤去作業はまだ来ていません。
遠くに仙台空港が見えます。
地主さんとお話しするのは4回目。活動の主旨にご賛同頂いており、あとは条件を確認します。具体的には、地下水の水質調査や土壌調査の結果待ちをしています。
春には蔵王降ろしの強い風が吹きます。
海岸林はおろか、この周辺にもあった内陸の松林も倒れました。
防風ネットをしっかり張る事になりそうです。

海岸林再生プロジェクトが、寄付サイト「Just Giving」に取り上げていただきました。

「Just Giving」は、なにかの”チャレンジ宣言”をした本人が、友だちなどに寄付を呼びかけて、
支援の輪が広がるという仕組みのユニークなサイトです。

海岸林再生プロジェクトに、クレジットカードで寄付が可能ですし、
なにかのチャレンジ宣言をして海岸林再生への寄付を呼びかけることもできます。

まずはぜひページをご覧ください!
http://justgiving.jp/npo/616

クロマツトトモニガンバル

2011年12月19日( カテゴリー: 現場レポート )

ひとりで名取市海岸林をゆっくり踏査しました。
まだ当時のままです。
潮風のストレス、砂地の土壌などの厳しい環境に最も耐えるクロマツは、倒れてもなお、飛砂を防止し、内陸を守っているように感じてしまいます。
この名取には震災以来17回来ましたが、このすさまじい被害地を改めて歩いてみて多くの皆様とともに、英知を結集して頑張らねばと、心から思いました。




同じ方向に倒された木々がそのまま残されています。

育苗場の確保に向けて

2011年12月19日( カテゴリー: 現場レポート )

10年間で50万本の苗木生産を目指しているこのプロジェクト。
まずは育苗場の確保が必要となります。
今日は育苗場候補地に行ってきました。
海岸線から1.4km。瓦礫の撤去作業はまだここまで来ていません。
遠くに仙台空港が見えます。
地主さんとお話しするのはこれが4回目。
活動の主旨にご賛同いただいおり、あとは条件を確認します。
地下水の水質や土壌など。現在それらの調査の結果待ち。
春には蔵王降ろしの強い風が吹きます。
津波は、海岸林はおろか、この周辺にもあった内陸の松林も倒していきました。
防風ネットをしっかり張る事になりそうです。



ここが候補地。瓦礫がまだ残っています。

日本最大級の環境イベント「エコプロダクツ2011」が、今日カラ12月17日まで開催されます(東京ビックサイト)。

本日15日(木)14時からは、ステージプログラムにて、
 「森林からはじまるエコライフ」トークショー ―森のチカラで、日本を元気に―
が行われます。
http://eco-pro.com/eco2011/stage/index.html

被災地復興に「森のチカラ」をどう生かすか、
そんな話題のなかで、海岸林再生の取り組みについても触れられる予定です。

ご来場の際にはぜひともご覧になってください。

「ECO JAPAN」でご紹介くださいました

2011年12月9日( カテゴリー: 本部発 )

11月30日の本ブログ記事で、「jeepstyle」の記事をご紹介いたしましたが、
今回は、日経BP社のWEBサイト「ECO JAPAN」でも、
海岸林再生プロジェクトをご紹介くださいましたので、お知らせします。

筆者の松井史郎氏は、10月30日の視察ツアーに参加くださり、
現地の様子やプロジェクト関係者、クロマツの苗木づくりに取り組む被災地のメンバー(森氏、高梨氏、桜井氏ほか)の取材を行っていただきました。

プロジェクトのことがとてもよくまとめられていますので、ぜひご覧ください!
海岸林が発揮した防災機能 ~東日本大震災復興 海岸林再生プロジェクト」(「ECO JAPAN」)

去る10月30日に行われた「海岸林視察ツアー」。
総勢150名を超える皆さまが、最新鋭のボーイング787に乗って、宮城県名取市の海岸林エリアを視察くださいました。
その参加者の中には、このプロジェクトのために今年6月からジープ車両を無償貸与いただいている、
クライスラー社のご関係の方の姿も。
視察で見聞きされた現地の様子や、プロジェクトの背景、これからの展開など、
とても分かりやすく記事にまとめていただきした。
この場をお借りして、お礼申し上げます。
ぜひご覧ください!
被災農家が自ら苗木を育てる海岸林再生プロジェクトが本格始動」(WEBマガジン「jeepstyle」)

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