三菱UFJニコスのカードホルダーの皆さま!!
クレジットカードのポイントプログラムで
「海岸林再生プロジェクト」への寄附ができるのをご存知ですか??
一口200ポイントからの寄附が可能です。
もちろん私も寄附をしました!
「海岸林再生プロジェクト」で名取に出張する時にはクレジットカードで新幹線の切符を購入して、せっせとポイントをためてプロジェクトに還元。私のポイントは小さなものですが、日本中のポイントが積み重なると大きな支援になります。
ニコスカードの会員情報誌には毎回、頑張るクロマツの成長ぶりをご紹介いただいています。カードホルダーの皆さん、情報誌partnerもぜひご覧ください。
こちら(ウェブの商品カタログ)がご覧いただけます。
震災以降、被災各地で順次進められている海岸林再生に向けた植栽基盤工事。
よく見ていると、いろいろな違いがあります。
こんな大規模な工事は初めて体験することですから、
どんな方法がいいのかテストしているのかもしれませんし、
新しいところでは、別の現場の反省が活かされて、改善・進化しているのかもしれません。
以前見に行った岩沼の現場では、排水用の小さな溝が防風柵の下にも掘られていました。
これがあるだけで、ずいぶん水はけが違うんだろうなぁと思ったものです。
新しい盛土ののり面はこれまでよりもずいぶん進化しているように感じます。
左が新しいもので右が従来のもの(いずれも上から撮影)。
より崩れにくい工法、より劣化しにくい素材を――。
そんな現場の努力があるのだろうなぁと想像しつつ、工事関係者の皆さんに感謝!
広報室の林です。
先日秋植えコンテナ苗の生育状況を吉田がブログで報告していました。
私が気になったのは、秋に補植をした苗の小さな姿。
補植は文字通り補って植えること。
どんなに一所懸命に世話をしてもこんな風に枯れてしまう苗がどうしても出てしまいます。そこを新しい苗に植えかえるのが補植です。
春に植えた苗と比べるとその姿の小さいこと!
わかりますか??
この比較写真はどうでしょう。
横から見たところ。
上から見たところ。
小さい姿で頑張るクロマツ。
周りの大きなマツに負けず、しっかり冬を乗り切ってもらいたいものです。
先日、ボランティアに参加を検討している方から連絡がありました。
「体力に自信がないけれど参加できるのでしょうか」というもの。
現場でのボランティアは確かに体力的にはハードなものです。
作業はもちろんですが、暑さ寒さも体に堪えます。
昨年、毎回ボランティアの日に作業に参加した私にとって、
現場でちょっとたいへんだなぁと感じているのは、これ。
これさえクリアできれば体力に自信がなくても
参加できるのではないかと思っています。
それは、植栽現場に掘ってある溝をぴょんと飛び越えること。身長180㎝超の吉田だと“ひょい”と、またぐだけなのですが、150㎝の若干重めの私だと“えい!”っと気合を入れて飛び越えなければいけないのです。普段身体を動かしていないというボランティアさんの中には、ちょっと助走をつけて飛び越えたり、向こうから誰かに手を引っ張ってもらってジャンプしたりしている人も見受けられます。
この写真の現場はまだ工事をしているところで、作業用に橋を渡してありますが、植栽を終えた現場にはありません。
以前、“えい!”が負担に感じられ、溝の中を歩いていたところ、少し湿っているように見えたところが実はものすごい泥沼で、ひざ下までずっぽりはまってしまい抜けられず、ボランティアさんに上から引きあげてもらったことがありました。それ以来溝を歩かず、“えい!”っと飛び越えることにしています。
あるオイスカ会員さんがおっしゃっていました。「毎年富士山での森づくり活動に参加するのが楽しみで、そのためにボランティア時期が近づくとダイエットす るんだよ」と。私もこの溝を軽々飛び越えられる体重になるように、4月のボランティアに向けてダイエットをしなければいけないのかもしれませ ん・・・・・・とは言いつつ、この橋が欲しいなぁと思っている怠け者です。
心強い中隊長 ニコングループ
今年度の「戦力募集」(ボランティア募集)を開始しました。
「ニコングループ」の社員さんの動きが際立ちます。
全国各地から一人また一人と、申し込みがコンスタントに続いています。
「自分で海岸林のホームページに目を通し、自主的に申し込む」ことが徹底されています。
企業団体全体に、ボランティア受け入れ原則として要望したことを、真正面から実行してくださっています。
そういうこともあってか、リピート率が極めて高い。50%以上でしょう。仕事の出来もイイ。
だから現場で我々から見ても「目立つ」。
この春も動員もかけず、現場来訪者の頭数が伸びています。
初夏には、新たな企画として、水戸工場の新人研修も予定。
企業側にとって、社内制度の点からも、なかなかできるものではありませんし、
戦力として足る人数が必要な私たちにとって、人数の票読みが出来る企業も重要です。
なんでも「社風」で片づける気はありませんが、
多くの企業、複数の従業員と時間をかけて接すると炙り出されてきます。
また、特にニコン社会貢献室の「気風」は大きな影響があると感じます。
一言で例えれば「真心」。
異動があっても、誰もが当初の趣旨を自分事として受け止めている。
誰が主担当になっても影響がない社会貢献室のチーム力。担当個人を放置しない。
現場に足を運ぶのはもちろん、各種会合への複数での出席率が高いので、極めて理解度が高く、写真展(パネル作成も全面協力)を仙台駅で開催した時も、私と共に立ってくださった社員さんが3名。どんな質問をされても動じず、我々に振らず、逃げずに自分で答える。
社内での「活動報告会」の場を2年に一度提供くださり、2月6日は、仙台ニコン(名取市)、宮城ニコンプレシジョンで開催し、今回もトップ自ら聞いてくださいました。
従業員の1割近くが、自分の意志で出席。
本社ご担当に不意に聞いてみました。
「他社よりも優れていることは何ですか?」
「・・・・」(謙遜)
上げ膳据え膳ではなく、自主性にこだわってコツコツ進める担当部署の姿勢は、ニコンの社風にも合い、多くの社員の本音の賛同を得ていることは、外部の私がよーく知っています。
ニコン以外の全体において、「一個人。初めてです」という方の申し込みも、明らかに続伸中。
1,500人×8時間、リピート率4割、女子率4割、宮城県民率3割が昨年の実績です。
昨年のように、全体として事故なく、ケガなく、イイ仕事を続けてゆくのに不可欠な、有力中隊長と思っています。これからもよろしくお願いします。
1月31日、南岸低気圧の影響で、湿った雪が降ったそうです。
仙山線は雪崩が起きて、車23台が立ち往生したり。
農業被害は聞こえてきませんでした。
2月5日、業務調整に来たニコンさんと、肥料寄贈の搬入打ち合わせに新潟県長岡市から来た緑水工業さんとともに現場に行きました。
育苗場のクロマツは、再生の会の手で雪かきをして下さいましたが、植栽現場は、比較的暖かい日が続いたので、雪が解けてクロマツが顔を出し、見る分には遠くまで見やすい。
仙台湾沿岸部は雪の少ない場所です。
冬は生長は止まっていても、死んでいるわけではないので、やっぱり適度な湿気が欲しい。
乾燥注意報が続いていましたし。
現場では、国有林部分の「防風柵」(静砂垣)の8,000本の杭打ちの天に届くような音が響きます。
国発注の公共工事です。建設会社さんが従事しています。人力です。おそるべし。
盛土は引き締まる(高い固相率)性質の土ですから、私の見る限り、海岸林工事の中で、最も過酷な仕事。今日は挨拶せず、心の中で頭を下げました。
私なんかじゃ、半日持たない。
この防風柵がクロマツを守ってくれます。
次の出張の時は、頼んで少しやらせてもらおう。
録画もさせてもらおう。こういう仕事が本当の縁の下の力持ち。
一日何本打っているのか聞いてみよう。
広葉樹についても、1月24・25日に観察してきました。
他のどの現場も、生長量が乏しいことは否めません。
これからの時期、気になった気持ちで、現場で10分だけでも、木の高さになって座わってみれば色々なことが体でわかります。
海岸林の目的、機能、クロマツの特徴と機能から考えてみて、荒野に変貌した、しかも海沿いに、先行して植栽されるべき木はクロマツであることは自明。
また、間伐し適正本数管理すれば、25年後ぐらいから自然に広葉樹が侵入します。海岸林の広葉樹は、それを待つのが最も低コストです。
とにかく、考え方は多々あっても、既に植えたからには責任をもって育て、
数は育たなかったとしても、母樹のような働きをしてほしいと思って、
我々も78,000本中432本だけ、塩のストレスの少ない最も内陸側に植えました。
森づくりの計画には、最重要目的は何かを理解していることが肝要。
海岸林再生の目的は、内陸を守る、農地を守るインフラの早期復旧だと我々は考えます。
以下は、他団体の現場も含めた現在の状況です。
・仙台市内2013年春植栽 約0.1ha 企業A
クリ?数本の根元直径5cm、高さ2m。ただし他はほぼ枯損。未補植。
・仙台市内2013年春植栽 約0.1ha 団体B
土を50cmほど?入れた場所は生長乏しくも生育。
土の少ない場所は、ほぼ植えた時のまま。
風による林床の敷き藁の痛みが著しい。
・名取市内2014年春植栽 4種432本 オイスカ
春植栽3分の2枯損。秋補植後は生育。
ヤマザクラが最も良好。他はケヤキ、コナラ、クリ
・名取市内2014年春植栽 1ha 企業C
常緑広葉樹・クロマツ混植。枯損少。伸長なし。黄葉化著しい。
・岩沼市内2013年春植栽 約0.2ha 試験地
防潮堤内陸側法面上。マサキ(低木)は生長あり。土30cm厚。
・岩沼市内2013年春植栽 不明 団体D
海岸から400m以上内陸。設計上風当たり強く、土壌に礫多い。
枯損は少なくも、枯損→萌芽更新の繰り返しも散見。
【皆さん!応援よろしくお願いします】グッドライフアワード 環境大臣賞候補に!!
先月、環境省の“グッドライフアワード2015”なるものに申請しました。
残念ながら環境大臣賞を受賞しても、賞金はもらえません。
ただ、より多くの人にプロジェクトを知っていただける機会にしたいと思っていました。
・・・・・・すると、130以上の取り組みの中から受賞候補10団体のひとつに選ばれることに!!!
国民投票の結果も審査の対象になるのだそう。
ぜひ皆さん、「海岸林再生プロジェクト」に一票をお願いします。(25日までです)
グッドライフアワード2015 国民投票
第4回大阪マラソン 寄附金額決定しました!
皆さま こんにちは。 啓発普及部の中西です。
昨年の10月にブログでもご紹介させていただいた第4回大阪マラソンの「海岸林再生プロジェクト」への寄附金額が先日発表されました。
その金額はなんと、、、、、、、8,750,597円 (大阪マラソン事務局からの寄附金の総収入額)
さかのぼること、昨年の4月3日にチャリティランナーの募集を開始してから、マラソン終了後の11月末まで、名取の現場や各地のオイスカ、インターネットによる寄附や募金など、
様々な方々の善意でコツコツ集まった金額がこの大きな数字につながりました。
ご協力いただいた全ての皆さまへ、篤く御礼申し上げます。
お陰様で、本年も「寄付先団体」として、第5回大阪マラソンへの出場がすでに内定しております。
第5回大阪マラソンでも、「海岸林再生プロジェクト」を一人でも多くの方にご理解いただき、
寄附や現場でのボランティアに結びつくように、スタッフ一同がんばっていきます。
皆さま、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。