とくに高校生・大学生の皆さまへ この夏の臨時ボランティア公募日
2014年からこれまで、全国から約1万2千人のボランティアの方に現場作業へ従事いただきました。
2023年は1月、2月と5月から11月まで、毎月第3土曜日を中心にボランティアを公募していますが、とくにこの夏、とくに宮城の高校生・大学生に参加いただきたく、公募日を追加します。できるだけ終日参加をお勧めしますが、試しに半日でも作業に加わってみてください。
その前に・・・お勧め動画を紹介します。「海岸林」「海岸林・オイスカ」と検索すると他にもいろいろ。当HPの「活動ブログ」もぜひご覧ください。
①東京海上火災保険㈱ CM *撮影は2023年2月。視聴数249万回。すべて名取の海岸林の映像です。3分間。https://www.youtube.com/watch?v=_em_JKnnf7c
②トヨタ環境助成プロジェクト *撮影は2019年。非常によくまとめられた4分間。https://www.youtube.com/watch?v=KMDYk6nz82E&t=77s
③書籍「松がつなぐあした」PV *3分間。宮城県内の公立図書館、県立高校図書館に著者から寄贈されています。名取の海岸林再生の10年の歩みを、若い世代に知ってほしいと著者が願って書かれた本の紹介動画です。https://www.youtube.com/watch?v=4-z8IP-Ghys
■実施日・募集人数・主な作業予定
【追加公募日】必ず、下段の「申込フォーム」の全項目を入力してお申込みください。
7 月 22日 (土) 9:30~11:00 くず刈り取り *この日だけは閖上漁港海側の砂利駐車場の北端に集合。なとりん号を利用する場合、往路:名取駅9時発→サイクルスポーツセンター9時17分着。帰路:11時31分サイクルスポーツセンター発→12時8分名取駅着。この日は宮城県倫理法人会の約30名の皆さんと作業します。
8月4日(金) 終日(終日参加推奨。でも半日参加でも可) くず刈り取り *9時名取事務所集合。午後からの場合は13時までに集合。この日は全国から集まるUAゼンセンの約20名の皆さんと作業します。
【元々の公募日】(終日参加推奨。でも半日参加でも可)
7 月 29 日 (土) 50名 くず刈り取り、ゴミ拾い
8 月 5 日 (土) 50名 くず刈り取り、ゴミ拾い
8 月 26 日 (土) 50名 くず刈り取り、ゴミ拾い
9 月 2 日 (土) 50名 くず刈り取り、ツルマメ草抜き取り、ゴミ拾い
9 月 16 日 (土) 50名 くず刈り取り、ツルマメ草抜き取り、ゴミ拾い
10 月14 日 (土) 50名 くず刈り取り、ツルマメ草抜き取り、ゴミ拾い
11 月 4 日 (土) 50名 モニタリング、ゴミ拾い
11 月18 日 (土) 50名 モニタリング、ゴミ拾い
*集合9:00 ~ 解散17:00
*13:00からの参加もお受けしますが、出来る限り朝からご参加ください。
それ以外の途中参加は、作業場所・合流地点の説明が難しいため、原則お断りいたします。
送迎はできません。各自ご手配ください。
*新型コロナウイルス感染症の拡大状況によっては中止することもございますので、予めご了承ください。
*雨天決行
荒天が予想される場合は、前日までにホームページで実施判断をご案内します。
*申込みは先着順。
■集合場所 オイスカ・名取市海岸林再生の会 名取事務所
名取市下増田字北原東478
地図はコチラ
*カーナビで上記住所を設定すると違う場所に行きます。上記地図をご確認ください。
*更衣室、簡易トイレ、手洗い用水道はあります。飲料自販機なし。
昼食、飲み物は集合前に十分購入してきてください。
*昼休みは名取事務所、天候が良ければ現場にて1時間程度とります。
■前日・当日緊急連絡先
◎070-5550-7394(担当者携帯)Cメールでの連絡でも結構です。
*すぐに出れない場合もあります。ご容赦ください。
■参加費 無料
*当プロジェクトは2033年までの育林費用を含め10億円を目標に寄付金で運営しております。
当日の募金にも、ぜひご協力ください。
*ボランティア保険は当方でもかけております。(往復途上も保険適用です)
*コロナウイルスに関しては当方のボランティア保険では適用されません。
ご自身で加入されている傷害保険や医療保険で適用されるかご確認の上、ご参加ください。
■作業内容 育苗場・植栽現場での各種作業補助
*天候や全体作業の工程の都合により、事前に作業予定を告知することは難しく、
具体的な内容は当日お伝えすることになります。
■服装・持ち物
長靴or運動靴、帽子、滑り止めゴム付き軍手、長袖・長ズボン、合羽、飲料・弁当、
タオル、医薬品(切り傷・擦り傷が多い)、保険証
・数日前に雨が降った場合、現場はぬかるみに。長靴か、汚れて良い運動靴を。
長靴持参の判断に迷った際は名取の過去の気象データが参考になります。
・唐鍬や鎌を使うのでゴム付き軍手を推奨します。
・夏は、2リットルを目安に飲料を持参してください。自販機はありません。
・昼食を買う場所も近くにはありません。
・事務所での着替えは可能です。
・サンダル類、短パン・半袖での作業は禁止。
トゲのある植物も多いです。ハチやアブ・蛇などがいないとも限りません。
・企業からの参加の場合。会社名がわかる服装・ビブス・帽子は歓迎します。
・名札などは当方では用意いたしません。
■お申し込み
こちらから⇒ https://ssl.form-mailer.jp/fms/64dc8f61412390
■お問い合わせ
公益財団法人オイスカ 東京本部 海岸林担当
Tel:03-3322-5161 Fax:03-3324-7111 E-mail:kaiganrin@oisca.org
*申し込みは、オイスカ東京本部に電話・FAX・E-mailでも結構です。
①参加者名、②参加日、③郵便番号、④住所、⑤当日連絡用携帯電話をお知らせください。
県立名取北高校3年生28名への「生物」の授業
吉田です。2019年3月、北高野球部のみなさんがボランティアに来てくださりましたが、その時、引率をしてくれた野球部監督の榊先生が「海岸林を活かして生物の授業をしてみたい」と言ってくれました。コロナ禍でそれどころではなくなってしまいましたが、今年の3.11には野球部のボランティア活動が復活。そして7月3日に「海岸林」と10日に「居久根(仙台平野の屋敷林)」と、授業が実現しました。8月21日は終日フィールドワーク。どんなコースを辿って案内しようか考え中です。
【授業後の生徒さんのコメント】
海の生態について知れて良かった
海の生態系について関心をもった
海岸林が動植物の生活を守っている
海岸林の存在を初めて知った。
自分達の手で松を広い範囲に植えて住民を守れるのはやりがいがあると思いました。
震災で職を失った人も関係している
海防林の役割
海岸林再生の精神について
ボランティアについて
海岸林が90%以上潮風カットできること
海岸林について効果、仕組み、いつの時代からなど、以前参加した時よりも細かくしれた。
海岸林の塩分カットによって農業が可能になる
海岸林をただ植えたら防風や防塩になるだけでなくきちんと間隔や植え方があることを知って驚きました。
海岸林の役割の大きさ
海岸林についたらほとんど何も知らなかったけど、どれだけ人間にとって重要かが分かった。
多くの人が海岸林再生に関わっていることを初めて知った。クロマツが最強。
海岸林には黒松が良いことがわかった
海に植えてある木が自分たちにとって色々な影響をもたらしていることに驚いた
海岸林は塩分の飛来や海風から人間を守っている。キノコも発生するので生態系に多様性が生まれる。食べられる物もある
クロマツが防災だけでなく、動植物が見られるようになるなど生態系においても重要な役割があることがわかった
私たちが知らない間に海岸林を支えている人がいるとわかり、ボランティアに参加してみたいなとおもいました。
震災からどんな風に復興してきたのか海岸林の重要性がよくわかった
防風林で津波を防ぎものだと勝手に思い込んでいましたが、そんなことはなく海からの潮や風を防いでいると知り、今何気なく過ごせているのは防風林が一枚噛んでいると思うと考え深いとおもいました。
森林伐採で動物が減る
海にキツネが出ると初めて知りました。見てみたい!
海岸林のおかげで被害が抑えられてる
200メートルで塩分を90%カットして農業が可能になる。
単に海岸に木を植えるのではなく、どの木をどのように植えるのかなど工夫が凝らされていることに驚いた


名取の復旧に関わって13年目になりますが、10代・20代前半の高校生や大学生の参加が少ないことへの対策は2015年後半あたりから、数々手を打ってきました。河北新報の記者さんが北高の金澤校長との仲立ちをしてくださり、毎年、植樹祭への参加の他、ボランティア説明会、全校生徒に講演する機会をいただきました。2018年・2019年ごろいつも北高生のだれかがボランティア参加してくれていましたが、コロナ禍で高校生の姿はなくなりました。
ですが、明日7月21日、久々のボランティア説明会の機会をいただきました。復活への一歩になるといいなあと思っています。
ちなみに、今年の11月10日には県南の県立高校の「生物」担当の先生たちの視察会も計画されています。

大変ご無沙汰しております!東京都立大学 都市環境科学研究科地理環境学域 博士後期2年 梶原拓人です.
私は昨年,6月24日(金)~6月26日(日)の3日間にかけて海岸林内で調査を行いました.今回は,分析の結果がある程度わかってきたのでご紹介したいと思います!
まず始めに,時期がかな~り空いたので調査の振り返りを(私も書きながら思い出します).昨年の調査では,生育がそこそこ良いNo.10周辺に1区画,生育が悪いNo.7周辺に2区画という,計3区画の調査地を設けました.調査の内容は極めて簡単.時間の許す限り,クロマツと土に関するデータをひたすらとる,とる,とる….1日の作業時間は10時間近くに及ぶ,単純ながら根気勝負の調査でした.なお,この調査は人手がものをいう調査だったので,私と指導教員の川東教授の他に助っ人が2人かけつけてくれました.高身長爽やかボーイの後輩,高橋君とモンゴルから来た留学生の先輩,ドギーさんです(ドギーさんは初めての海沿いの調査!).お二方には35℃を越える猛暑の中,3日間私の調査をものすごくサポートいただいたので感謝がつきません.3日間だけでも大変なのに,この暑い中で継続的に管理を行っているボランティアの皆様は本当に凄いなと改めて思いました.


写真:調査の様子です.白い帽子が川東先生,赤い帽子がドギーさん,黒い帽子が髙橋君です.お手伝いに感謝!
苦労をしてデータを取り終えたら,これをもとにいざ解析!!
データってたくさん取るのが大変ですし,取ったら取ったで後々も大変ですね……(笑).半分覚悟はしていたものの,なんで自分はこんなに頑張っちゃったんだと思いながら解析に明け暮れていました.
気になる結果がどうだったかというと……半分成功,半分失敗,という感じでした.
まずは成功の部分.生育が悪いNo.7周辺は,生育がそこそこ良いNo.10と比べて様々な土壌環境がとっても劣悪であることがわかりました(固い,水が抜けない,強い酸性であるなどなど…).そのため,クロマツの生育不良の多くは盛土の土壌環境が原因である可能性がとても高い,ということはハッキリしました.ひとまず進展です.
では失敗の部分は何だったかというと…….「どのような土壌環境が」「どれだけクロマツの生育に悪さをしているか」がわからなかったという部分です.樹木を育てるうえで明らかに土壌環境は悪いのに,1本1本のクロマツの成長具合とその下の土壌環境が上手く合わなかったんですね.
これには1つ原因がありまして.「全体的にNo.7はこんな環境だ!」と言えればまだ良かったのですが,どうやら名取の海岸林の盛土は数メートル動くだけで大きく土壌の環境が変わるようです.わかりやすく言えば,ある地点はとっても水が抜けない湿った土なのに,そこから5歩も歩けば乾燥した土になっている,という感じですね.つまり,極端な言い方をしてしまえば,「1本1本のクロマツにおける生育不良の原因がそれぞれ違う可能性がある」ということです.この木は土の硬さ,この木は排水不良,この木は塩分過多が原因で……という感じです.なんて複雑なのでしょう.盛土がこんな不思議な環境であるのがわかっただけでも十分前進なのですが,これでは生育環境改善のための策を出せない……!
と,いうことで.この結果を踏まえて今週末,7月22日(土)~7月24日(月)の3日間にかけて調査のリベンジをしたいと思ってます.
今回の調査の目的はシンプル.『クロマツにみられる生育の良し悪しと土壌環境の関係をハッキリさせる』ことです.そのため,昨年よりもデータの取り方や解析の方法を色々と工夫するつもりです.この工夫の方法を考えるのにとても苦労しました…….ただ,苦労した分,結果に結び出せればと思っています.
オイスカの皆様には,調査の度に手厚いサポートをいただいており,感謝してもしきれません.
研究の対象を名取の海岸林とさせていただいている以上,これからも色々とお世話になることが多いかと思われます.お世話になったぶん,なにかしらの成果を出して,名取の海岸林に還元していければと考えております.引き続きよろしくお願いいたします!
吉田より:調査結果を公表することとは、とても時間がかかるものだと思っています。中間報告的にブログを書いていただき、すごく嬉しく思っています。ありがとうございます。明後日からの調査も、引き続きよろしくお願いします。昨日から森林総研も調査をしています。研究結果を皆で議論できるとイイですね。
四日市にて ~オイスカ三重推進協議会での活動報告~
吉田です。オイスカは全国13支部のほか、44の推進協議会があります。三重での活動報告には、小林省太アドバイザー(元日経新聞論説委員)に行っていただいたことはあるのですが、私は初めて。
大阪出張の後、近鉄なんばからあっという間の2時間。駅から歩いてすぐの四日市総合会館のホールに着くと、元商工会議所会頭の竹尾さんが陣頭指揮して、会員さんやボランティアの方がてきぱき準備。普通の組織だと職員が駆けずり回っているところ、主体性をすごく感じました。
30分以上前に聴講者が席に座り始めましたが、率直なところどう見てもおばあちゃんばかり。そういえば、どういう方が主な参加者か聞くの忘れた。これは、いつもの活動報告と同じじゃダメだ。こっちが切り替えないと全員寝ちゃう(笑)
という一瞬の焦りがありましたが、壇上から見る限り、ほとんどお休みになっている方はいなかったように見えました。約70分は無事終わりました。
活動のタイトルには、「講演会&音楽の集い」とあります。私の名前の横にコーラスグループの名前。あまり深く考えてませんでしたが、落ち着いて考えるとなんだか申し訳なく。私個人には不似合いすぎて。コーラスと海岸林のセットは、初めてでしたが、30分のコーラス、閉会前には聴衆みんなで「ふるさと」を歌ってお開き・・・とっても新鮮でした。
オイスカ三重の皆さん、何から何までありがとうございました。きっちり「来来憲」のトンテキ食べに行きましたよ!




7月8日のボランティアの日を前に、地元の大槻さん、野本さんご夫妻の
強力サポートを得て、翌日の活動地の下見や段取り、また、先日から
報告している石灰まきも行いました。
今日は活動の合間の休憩の風景をご紹介。
まずは石灰まきを終え、座って雑談をしている様子。


話しているのは……
吉田 「ドクウツギって酸性に強いんだね。知らなかったなぁ~」
(酸性が強いところを選んで石灰をまいているので、ある時ボランティアさんが
「ドクウツギは酸性土壌のところに多い!」と気づいたのだそうです)
大槻 「過酷な環境に強いんだから何か薬効があるんじゃないかなぁ」
林 「私もそう思ってました」
(今オイスカで取り組んでいるウズベキスタンでの沙漠緑化のプロジェクトの事例では、
沙漠に自生する植物の多くは薬草なのでそう思ったのです)
野本 「三日三晩寝ずにクズを刈り続けられるぐらい元気になっちゃうとか……」
……毒性が強いというドクウツギですが、そんなに元気になってしまう薬効があるとしたら
それもちょっと怖い気もします。クズばかり刈ってると、そんな発想になってしまうのですね
そして、ふたつ目はおもいがけないおやつにありつけたお話。
翌日の活動地である閖上に移動中、「再生の会」の櫻井さんが畑にいるのを発見。
ご挨拶に立ち寄ると、「カラスにつつかれた」というスイカを「甘いかわかんねえけど」と
カッターで切って食べさせてくれました。おいしくいただきました!




吉田は大きな一切れを子どものように頬張り、顔も手もスイカの汁だらけ……。私は小さくカットしたものをいくつも食べ、残ったものもいただいて帰り、車の中でも食べ続け、その結果、普段は毎晩欠かさないビールをこの日は飲むことができませんでした(昨年の夏、スイカとビールの食べ合わせの悪さ?にアタってしまい、こんな痛い思いしたことない!というぐらいの腹痛で、翌日の午前中はずっと横になっていた……という経験をしたものですから)。
何年も前にやはり同じように、櫻井さんの畑の近くを通りかかってスイカをいただいたことを思い出しました。いつもありがとうございます!!
現場ではハードな作業をしていますが、時々こんなほっとする時間もあるのです!
7/8(土) 公募ボランティアの日・インターン生レポート
SOMPO環境財団インターン生(宮城大学4年)の和泉です。
7月8日の公募ボランティアに参加しました!
今回はリピーター、UAゼンセン、第一三共、鹿島建物を中心に各地から59名のボランティアが集まっています!
毎回来てくれいる東北大の山崎さん、菊池先生率いる東北学院大の学生4名といった具合に、徐々に学生の顔ぶれも増えつつあります。同世代と新たな交流が生まれることは素直に嬉しいですね。
多くのボランティアにお集まり頂いた公募日でしたが、朝の空はあいにくの雨……。
朝礼もハウスの中で行いました。しかも昼頃さらに雨が強まる予報。


雨が弱まるタイミングを見計らって一斉に作業開始!
話には聞いていたものの、やはり外周から見える量以上に林内の葛は多いです。
しかも奥へ入れば入るほど酷くなっている印象。現在、払った枝や葛は北側に運び出すしかないので、東西の道が開通すれば運び出しも一段と楽になると思います。
野本チームが担当した防風柵の解体(5基おきに1基解体)も今回で90mほど進みました。これが後々、東西の道になります。
実は作業中にアシナガバチの巣を2つ発見しました。
どちらも発見時は小さな巣に4,5匹の成虫が密集している状態で、観察すると穴に幼虫が確認できました。比較的大人しい性格のハチなので、刺激せずにすみやかにキンチョールを噴霧すれば一人でも駆除できます。
ボランティアに参加される皆さんは、
①長袖・長ズボン・帽子を着用し,肌の露出をなくすこと
②殺虫剤の準備(作業用車両にに複数本積んであります)
③発見したら大声で報告し、周囲に注意を促す
この3つを徹底しましょう!
また、刺されてしまった際は、スタッフが薬などを持っていますので速やかに報告してください。



午後は予報に反してほとんど雨が上がり、作業もやりやすかったのではないでしょうか。実際に吉田さんも「予想以上に作業が進みました。今日作業できたのは(これからのスケジュール的に)かなりデカいです」と仰っていました。
少々イレギュラーも起きましたが、確実に手応えのある公募ボランティアだったと思います!
皆さん、本当にお疲れ様でした!




6/30(金) 「現場の段取り」~今年の葛刈りの”主戦場”の閖上港東側へ~
SOMPO環境財団インターン生(宮城大学4年)の和泉です。
これからのボランティアの作戦立てと各種準備のため、午後から名取へ。本日は吉田さん、大槻さん、野本ご夫妻に私を加えた総勢5人での作業となりました。
タイトルにもある通り、2023年の葛刈りのメインとなる場所は、サイクルスポーツセンター前の道路を挟んで向かい側、本プロジェクトの最北端である閖上地区の2016年植栽地です。

ボランティアについてはこれまで通り、2残1伐の”1伐”の枝払いをしつつ内側の方まで葛を刈り取っていきます。北側の列の数は計28本。それぞれ目印として赤いリボンが結んであります。
また、東西にはマツ10本間隔でリボンを結びました。ここは刈り取った葛や枝を外に搬出する場所にする予定です。





上の写真は、防風柵を解体し、ボランティアの進入路をつくる作業。金曜日がお休みの野本さんが奥さんと作業に来てくれました。
下の写真は、北西の端から閖上2016年植栽地を眺めた図。明日の京セラ労組さんはここから着手します。

吉田さんの見通しでは、「お盆前までのボランティア約300人は全員ここに来ます。でも終わらないかも・・・」と。


上:サイクルスポーツセンター北側の2018年植栽地


上:4月にUAゼンセンさんがゴミ拾いをしたサイクルスポーツセンター南側のコート付近。ここも後々葛刈りに入る予定です。
私事ではありますが、実際に現場を回りながら数か月レベルの作業計画を立てたのは今回が初めてだったと思います。特に驚いたことは、単純な効率性だけでなく、ボランティア参加者の安全性、作業内容の理解のしやすさ、海風が海岸林に与える影響など、様々な要素を勘案して計画を立てていることです。海岸林を管理する立場の視点を学ぶ非常に良い経験になりました。
超リピーターのお仕事 ~石灰撒き~
こんにちは、浅野です。
先日のブログにリピーターの方に石灰まきをしていただいたと書きました。
なぜ、石灰をまかなくてはいけないのか…を説明する前にこの写真。


人が立っていないので、分かりづらいかもしれませんがどちらも2014年に植えたマツです。
左の写真は5m以上になって隣同士のマツがぶつかっているのに対し、右側の写真は1m程度にしかなっておらず、スカスカです。
この2か所の違いは土にあります。ご存じの方も多いと思いますが、盛土をするのに色々な場所から土を持ってきているので土壌環境が全く違うのです。
小さいマツのエリアはpHが3.5とかなり酸性で、その影響で成長が悪いのではないかということで、石灰をまくことになりました。(石灰は強いアルカリ性のため、土壌の酸性を中和させるのに絶大な効果があります)
ボランティアの受入れ前に佐々木統括からまき方やまく量をご指導いただきました。





農業などで肥料まきをしたことならすんなりできるのだと思いますが、初めての人たちはコツをつかむまで一苦労。統括から一か所にまきすぎないこと・まき残しがないようにすることを徹底するよう指導を受けました。
ボランティアの日当日は超リピーターの方々(もはやスタッフレベル)に石灰まきを担当していただきました。




おかげ様で予定していたエリアの石灰まきは完了。石灰がしっかりと効くといいのですが…。
事前にお知らせしていなかったため、黒い服できたリピーターさんたちは服が真っ白になってしまいました。すみません…。
今後も成長の悪い所については、pHを測りながら石灰まきをすることになりますのでリピーターの皆さん、よろしくお願いいたします!
クズ&アシと闘う 豊田推協
6月26日、27日の2日間、愛知県からオイスカ豊田推進協議会の皆さんがボランティアに来てくださいました。

コロナ禍で活動できなかった時期もありますが、恒例の活動とあって、リピーターさんも多く、皆さんクロマツの成長に驚いていました。
26日はもちろんクズ刈り。前々日のボランティアの日の活動時に刈り残したものは、マツの上のほうにまで伸びているクズの葉っぱを見ればわかります。刈ってあるものは葉っぱがしおれていますが、まだ根がついているものは、葉っぱが元気に青々としています。そこを狙ってクズを刈り取ります。


自宅の畑でも普段から作業をしているという男性は、防風柵の中に入り刈り取っていきます。柵の外に根が伸びているケースもあるので、外側の女性とペアで声を掛け合いながら刈り残しのないよう丁寧に作業をしてくださいました。


クズをやっつけた後は、アシに覆われた植栽地へ移動。よく見ないとマツの苗がわからない状態。



しゃがんで作業をしている人の姿もアシに埋もれて見えなくなってしまうような場所。クロマツも苦しい思いをしていたことでしょう。



見事なツボ刈り(苗の周辺の草だけを刈る)でクロマツの姿も見えるようになりました。
翌日もアシ刈り。5月にタイから来た皆さんが補植をした場所。やはりここも水はけが問題で、アシが繁茂してしまうのです。
毎年来ていただいても「やる作業がない!」という状態はありません。いつもクズやアシとの格闘になりますが、これからも毎年応援に来てください!
どうもありがとうございました。



本部・啓発普及部の林です。
今回のボランティアにはちょっとめずらしい参加者3名がいました。
1968年にオイスカの研修生としてインドから来日したジャイトリさんは、
長年インドと日本の懸け橋となり、ビジネスマンとして活躍していましたが、現在は
アメリカに移り住んだ子どもさんたちの誘いもあり、アメリカで生活をしている78歳。
このジャイトリさんが「オイスカ精神を孫たちにも学ばせたい」と約1ヵ月、2人の孫を
連れて来日し、オイスカの活動拠点がある静岡県や愛知県を訪れ、最後の研修地として
名取にもやってきたのです。


背の高い17歳のお孫君たち。大学生になると、今回のようなまとまった時間も取れないだろうからと、高校生の今が来日のチャンスと、おじいさんに連れられて来日したのだそう。
1人はシカゴ、1人はラスベガスに住んでいるというお孫君たち。普段はこんな作業をしないという2人でしたが、松の葉のチクチクをものともせず、松林の中に突入。最初はなかなかクズが見つけられませんでしたが、発見すると「あった、あった」と喜び、「こっちにたくさんある!」「そっちに根っこがつながってるから刈ってくれ!」などと2人で協力しながら楽しく作業をしてくれていました。


一方のジャイトリさん、最近脚の手術をしたとのことで、歩くのがちょっとつらそう。
バスの中で休んでいたらいいと何度もいったのですが、「孫たちが作業をしているのに、自分がさぼる
わけにはいかない」と、松林の中には入らないものの、現場に来て、彼らの様子を見守っていました。


お孫君たちが「バパ」とおじいちゃんに声をかけながら、フェンスを越えるときに2人で抱えてサポートしたり、防潮堤に上がるときに2人で支えていたりと、優しく手を貸している姿がほほえましかったです。


最後、「木を植えるのはもっと単純なことだと思っていたけど、こんなふうにずっと管理を続けていかなければならないということが分かった。そこに大勢のボランティアが関わっていることを知ることができ、今日は一緒に活動できてよかった」と感想を語ってくれました。
右の彼は、7年ほど前にも一度おじいちゃんにこの地に連れてきてもらっているのだそう。その時にはわからなかった海岸林の存在意義も理解できたよう。
これからはおじいちゃんに連れてきてもらわなくても、自分たちの力で日本に来て、「海岸林再生プロジェクト」のボランティアにも来てもらえたらいいなぁと勝手に期待しています。