6月上旬~中旬のいきもの

2023年6月16日( カテゴリー: いきもの )

 吉田です。定期野鳥観察中の地元ボランティアの三浦さんと現場で会った時、「アオジがいますね~」と言っていました。鹿島の山下さんからは、「シマヘビの子供が土嚢の下にいた」と。あれ、かわいいです。三浦さんの2022年度鳥類調査によると、6月は一番多くの鳥を確認できる月。松が大きくなってますから、以前のように、足元の鳥の巣を見つけにくくなりました。写真は撮れませんでしたが、ウグイス、カッコウはよく鳴いてましたし、ツバメ、スズメ、ヒバリ、ムクドリ、カラスもいます。ハヤブサ系は見れませんでしたが、ミサゴは何度も見ました。

グラゼンの3日間。

2023年6月12日( カテゴリー: 現場レポート )

 *大変恐縮ですが、Google翻訳です! 

 東京本部GSMで吉田部長と働いているグラゼンです。6月7日から10日まで、吉田さん、浅野さん、和泉さんと一緒に、カネボウ(30名)、積水化学(50名)、化学総連(50名)のボランティアグループの受け入れ、のため、名取に出張しました。このような活動は初めてではありませんでしたが、3日間連続で大人数を相手にするのは、正直言って緊張しました。

 ボランティアで来てくださる方々の本音は、「このサイトをより良くしたい」ということだと思うんです。私は、ボランティアは地位や立場に関係なく、平等に扱われるものだと考えています。特別扱いされることはありません。ボランティアはお客様ではなく、私たちのプロジェクトの重要性を理解し、与えられた仕事がプロジェクトの長期的な影響にとっていかに重要であるかを認識している仲間であると私は感じています。

確かに、森林再生プロジェクトに携わる場合、植樹活動以上に、サイト全体の管理が大変です。名取の現場では、クロマツにからみつくクズの蔓をどう抑えるかが大きな課題でした。頑丈な敷地内に入りやすいように道を作り、クロマツを締め付けるクズの蔓を取り除く作業が必要な場所もあります。また、針状の葉から目を守るため、ゴーグル付きのヘルメットを着用し、安全第一で作業を行いました。

一方、一部の地域では、クロマツに毛虫が発生しているところもありました。この虫を駆除しないと木が弱り、他の病害虫に襲われやすくなります。エアゾールスプレーを手にしたボランティアは、この不気味な生物と戦っていました。個人的には、性別に関係なく、立ち向かうのは勇気がいることです。20代の男性ボランティアに「またボランティアに行きたいですか」と尋ねると、「毛虫が全滅しない限りは無理かもしれません」と素直に答えました。

また、「カマを使うのは初めてですか」という質問には、7割近くの人が手を挙げました。私は最初、”おっ “と思いました。しかし、大槻さん(81歳)、森さん(ボランティア)という地元の名士がいることで、最も効率的で効果的な草取りの方法を、ボランティアにわかりやすく教えてもらいました。心強かったです。

吉田さんの説明で印象に残ったのは、「森林再生プロジェクトで一番難しいのは、地域の人たちに愛される森を作ること」ということです。アジア・太平洋のさまざまな国で行われているオイスカ森林再生プロジェクトのプロジェクト責任者も、きっと同じように感じていることでしょう。

すべての森林再生プロジェクト活動を完全に実施するには、15年以上かかると認識しています。その出口戦略として、プロジェクトの持続可能性とオーナーシップを確保するために、地域コミュニティとの関わりを重要視しています。簡単な仕事ではありませんが、私たちはそれを実行に移すことを約束します。

【※本記事には毛虫の写真があります】

SOMPO環境財団インターン生(宮城大学4年)の和泉です。
6/9(金)と6/10(土)の2日間、化学総連の総勢100名の皆さんと一緒に活動しました!その中でも積水は倍率が2倍超えと人気だったようで、100名のうち50名が積水という大所帯での参加でした。(積水は1日目のみ参加)

本部からは浅野さんとフィリピン人職員のグラゼンさん、地元からは大槻さんと森さんが駆けつけてくださいました。グラゼンさんは第一回海岸林リーダー報告会でお会いして以来、久々の再会です!

1日目はあいにくの雨空。午前中に現場の見回りに行った際はLLサイズ溝が水浸しになっていました。午後から始まる作業をやるかどうか決めかねていたところ、たちまち化学総連から「やりましょう!」と声が上がりました。そんなやる気に応えるように、現場に到着する頃にはほとんど雨が上がっていました。

今回の作業は葛刈りと枝払い。蒸し暑い環境ではありましたが、皆さん集中して取り組んでくださいました!

特に目立ったのはこの虫。名前を「マツカレハ(通称“マツケムシ”)」と言います。名取では2020年に大発生して以来のようで、私も本物は初めて見ました。
このマツカレハ、幼虫が葉っぱを食べてマツを枯らしてしまうほか、体を覆う毛束に刺されると痛みや痒みを伴いながら大きく腫れあがってしまいます。ボランティアの安全確保のためにも、殺虫剤などを使いながら地道に駆除していかなくてはなりません。一本のマツに5匹いることも珍しくなく、ある方は「もう100匹以上はやりましたかねぇ。」と苦笑い。
実はこの前日、オイスカの浅野さんが飛んできた毛?にやられてしまったらしく、首・腕・脚まで赤くなっていました。(浅野さん曰く、黒とオレンジのモンシロドクガのような毛虫によるものとのこと)症状は患部の痒み程度ということで一安心です……。

2日目は打って変わって快晴。前日の作業をさらに詰めていきます。
化学総連の皆さんも、もう慣れっこと言わんばかりの手際の良さを見せてくれました。買い足したキンチョールを片手にどんどん進んでいきます!
最後に払った枝を外に運び出すと綺麗な一本道ができました。とても達成感のある光景でした!

2日間に渡る作業も無事終了。今回は作業もさることながら、参加者の方々やグラゼンさんから貴重なお話を伺うことができたことが、私にとって一番の収穫でした。インターン生としての活動が始まった今こそ、自ら学びに行く姿勢を大切に活動していきたいです。

皆さん、本当にお疲れさまでした!!

 コロナ前、香川県高松のオイスカの女性役員さんたちと食事したとき、「オイスカに関わるとこういうメリットって何ですか?」と伺ったら、「出会い!」と即答。関わってくださる人達に、そう感じさせる仕事でありたいです。

 先月、タイからの訪日研修が終わりましたが、とくにその実行の過程で、私にとっても名取で新しい出会いが続きました。

 6月のある休日の午後を使って、閖上の朝市協同組合の桜井理事長と事務局の佐藤さん、マルタの相澤社長、センシン食品の高橋専務に訪日研修でお世話になったお礼のご挨拶に行こうと。

 その午前中、「7月の県立名取北高校での「生物」の授業(45分×屋敷林・海岸林の2コマ)の下準備でもしようかな」と思ったのですが・・・通りがかった北高のグラウンドから、野球の音が。

 いつもと違うパターンでオタクの脱線。野球、好きなんですよ。とくに楽天の岸投手(名取北高校出身)が、西武時代から大ファンです。

 3月にボランティアに来た野球部の練習試合が始まったばかり。打線が1巡するぐらいまでは見ようと外から観戦。初めて会った1年生から「どうぞ中へ」って2回も誘われたのですが、知ってる生徒さんがいるから恥ずかしくって。しばらくしたら榊先生(生物のご担当)が来て、バックネット裏で一緒にどうぞと。キャッチャーのすぐ後ろで高校野球が見れる・・・コロナ禍が一段落したことを実感しました。2回表から6回表までゆっくり特等席で観戦。生徒さんの話や授業の話、北高全体の総合学習の話もしながら。

 午後は、予定通り挨拶回り。朝市の桜井理事長は、「今年、必ずタイに行きたい。1週間ぐらいいつでも空けるから!」と。

中央が朝市の桜井理事長。右が事務局の佐藤さん

 マルタの相澤社長とは、超長話に。社長、ごめんなさいね。北高野球部OB、しかも岸投手の1年上って、北高の榊先生に伝えました。先生が会いたがってましたよ。

マルタ㈱の相澤社長。
 センシン食品の高橋専務!奥さんが無事のご出産となりますように。

 盆明けごろ、このみなさんと名取第一迎賓館で落ち合って、南部タイ行きの結団式をします。海岸林ボランティアにも声掛けて合体するといいなあ。「オイスカの良さは出会い!」と宮城の人からもっと言ってもらえるように。私の頭の中には、ツアー行程シュミレーションは完全に出来上がってます。バンコクの夜は、凄まじい海岸浸食を政府がマングローブで止めようとしているタイ湾まで行って海産物レストランです。

 ということで、いつもと違うパターンの、現場を歩かないオタクの休日でした。

 

 吉田です。カネボウ労組30名が全国各地から来訪。「あの葛・藤のツルと戦ってもらうのは忍びないなあ・・・」という気持ちは私にもあります。人間ですから。でもなぜか、その皆さんたちを前にすると、そういう気持ちはどっかに行ってしまいます。習性ですから。

 今年は葛の出足がいつもより早いです。真っ先に手を付けたい現場が空港の近くに。2015年植栽地のぼくらが「出島」と呼ぶ、100haで「唯一」、蚊がたくさんいる1ha。林外の畑にかれこれ10年、古タイヤが捨ててあり、市役所に相談したのですが撤去されず、ボウフラが沸く場所になってます。以前オイスカの中野悦子理事長もそこで草刈りをしました。「蚊が多くないうちに」と思ったのですが・・・蚊の出足も早かった。

 以上は、蚊がたくさんいた場所。潮風の影響を受けにくい、波打ち際から400m離れた場所にクロマツを「盾」にして広葉樹6種類200本を植えた場所(植栽2016年)。

 ここは今日は蚊がいなかった。葛ではなく「藤」のツルが繁茂。

 30人で10m×300mの葛と藤ツルを2時間でやっつけました。私が担当した場所は蚊がいなかったのですが、「たくさんいました」と報告されたのは事の後。ごめんなさい。(でも、夕食の時、その話題は出なかったなあ~)今年ここはあと2回ぐらい刈らないとダメでしょうね。藤ツルの太さは親指2本ぐらいの太さでした。

 市役所には「古タイヤ10年置きっぱなしの人、何とかして!」ともう一度陳情しますね。皆さん、遠方からありがとうございました。

 

 

宮城大学4年、ボランティアの和泉です。
5/20(土)、シャープ労働組合から31名の方々がボランティアに参加してくださいました!私も前日のボランティアから名取入りしている佐々木さんの車にご同行させていただいて朝一で現場へ。さらに大ベテランの大槻さん、森さんもお手伝いにいらっしゃいました!

大型バスが現場に到着した後、はじめに吉田さんから海岸林についてのご説明を受けました。その中でもとりわけ、マツの樹齢の数え方、「溝切りをすると成長が格段に良くなる」ことが一目でわかる場所での説明はインパクトがあると感じています。ボランティアが長い年月をかけて造った排水溝の効果が一目で実感できますからね。「葛刈りをしないとこうなる」という場所での説明も。

午前中は溝切り作業がメインになりました。場所は昨日のUAゼンセンの作業箇所のすぐ傍にある管理車道沿いです。ここは水はけが悪いため、マツが枯れたまま空地のようにぽっかりと空いている場所もあります(航空写真で見ると被害が分かりやすい)

そんな場所にMサイズ溝の“本線”とSサイズ溝の“支線”を格子状に掘っていくのが今回のミッションです。今回来ていただいた31名のほとんどが初参加であると聞いていたのですが、拍子抜けしてしまうくらい現場に馴染んでいました!吉田さんのオーダーを的確に把握して行動に移すだけでなく、溝の大きさや傾斜といった細やかな点にも気を遣いながら作業をしていたと思います。私がお伝えしたことは作業箇所の指示程度でした。流石のお点前に感服です……!

午後からは昨日に引き続き、広浦傍の植栽地で葛刈りに臨みます。溝切りの例に漏れず、葛刈りもやはり順応が早かったです。自然と2~3人のチームを組み、「向こう行けますか?根っこそっちまで繋がってると思うので!」といった声掛けがあちこちで飛び交っていました。中には林床まで枝だらけで鬱密としたマツ林の中を這いながら進んでいく、というさながらプロのような方も。

作業終了後、大槻さんが鎌の手入れ方法について教えてくださいました。大槻さん曰く、たわしに土を付けて鎌を擦ると錆が簡単に取れる、とのこと。私も半信半疑ながらも実際にやってみると、たわし単体では取れないような頑固な錆がスルスルと取れていく……!海岸林で使えるライフハックがまた増えました(笑)

 吉田です。かねてよりお伝えしてきたタイ一行の訪日研修、4泊5日の名取滞在は、おかげさまで最高の内容で終え、一行は帰国しました。彼らは離日直前5月16日(火)夕方のオイスカ本部主催、地球環境を考えるトークイベント「マングローブとともに豊かに生きる」~対話力が解決へ導く。タイ漁民22人の声~に出演しました。最後にタイ大使館ロムデジ公使からは、とても心に響く感想をいただきましたが、聴講者アンケートなどには「涙が出た」「感動した」とも書かれていました。一連の訪日研修の大仕事を終え、振り返りが手に付かないというところです。一生忘れない仕事となりました。

 トークイベントの最後、一行全員が今回の訪日研修を振り返って一言で表現しましたが、シンハイ島の漁師リーダーのスチャートさんが「笑顔」と書いてくれました。海岸林ボランティアを終えた日、「ここに我々が求めているものがあった。皆が笑顔で課題を乗り越えようとしている」と言ってくれた人もいました。そう見てもらえたのか・・・あまり意識したことなかったです。嬉しいですね。

今日のブログは、5月13日の「笑顔」を写真報告します。

宮城大学4年、ボランティアの和泉です。
5/19(金)、UAゼンセンから23名の方々がボランティアに参加してくださいました!初参加の方もたくさんいらっしゃいます!

まずは吉田さんから海岸林についてじっくりご説明いただきました。これから始まる作業にどんな意味があるのかを理解いただくことが作業のスタートラインです。①溝切りをするとこうなる、②葛刈りをしないとこうなるという定番の2ヵ所をお見せしました。

午前中の作業はゴミ拾いから始まりました。場所は名取市サイクルスポーツセンターの広浦傍です。ここは広浦から風で飛んでくるものも含めかなり散乱する区域で、最終的には持ってきた袋に収まりきらない程のゴミが集まりました。特に多かったのはジュースやビールや空き缶でしょうか。空き缶だけもおおよそ2袋分集まっています。中には焼き網や折り畳み式のアウトドアチェアなど、周辺でバーベキューをしたような形跡もありました。どこかでツチクラゲが発生していないか心配です。

ゴミ拾い後はそのまま溝切り作業へ。今回はMサイズ溝を2本、東西に掘り抜く算段です。ここで大活躍されたのが、初参加のAさん。手慣れたご様子で効率的なスコップの使い方をレクチャーしていただきました!先日、タイの皆さんが掘った東西溝の横に2本追加。明日はシャープ労組さんが、南北溝も追加して碁盤の目となって完成させます。

午後からは今年度初となる「葛刈り」に臨みました。夏に本番を迎える葛刈りですが、今年度は例年よりも1カ月ほど早いスタートとなります。急な法面や身長程もあるマツに囲まれての作業に驚きつつも、すぐに要領を掴んでガシガシと葛を取っていきます。作業中には「これが一番楽しい!」という嬉しい声も上がり、私も久々の葛刈りを堪能することができました。作業で一番大事なのは、マツの根元を這っている葛のツルの土との着地点を切ることです。


同じくして、昨年の計測ミス2ヵ所の再調査を行うモニタリング班も編成されました。普段は現場慣れしたリピーター中心で実施されるような作業ですが、連携の取れたチームワークでスムーズに計測が進みました!

最後は北釜地区震災メモリアル公園を訪問しました。ある参加者にお話を伺ったところ、今回のボランティアで初めて被災地を訪れたとのこと。雨が降る中、真剣な様子でパネルを見つめていた姿が印象に残っています。

UAゼンセンのボランティア参加は今年度2回目となりました。名取市の海岸林は、皆さんのご協力によって一歩一歩、再生に向かって前進しています。本当にありがとうございました。

宮城大学4年、ボランティアの和泉です。
5/13(土)の公募ボランティアに参加しました。
本日は公募参加者44名、タイからの訪日研修メンバー21名、ANAグループ労働組合連合会62名の方々の総勢127名の大所帯となりました。
そして何より嬉しいのは、初参加の若者が多数参加してくれたことです!その内の一人は、名取駅の展示会を見て参加を決意したとのこと。また、IBEXさんからは、第1回海岸林リーダーの報告会を見たことがきっかけで参加した、という方がいらっしゃいました。このような報告を頂けるのは私も予想外で、まさに望外の喜びです。

今回は佐々木勝義さんご指導のもと、タイの方々を中心に植え付け作業(補植)を行いました。
用意したクロマツの苗は130本。植える前の準備として、まずはすべての苗を溶液に浸します。この溶液は水にポリマー(吸水剤)と液肥を混ぜたもので、苗木の乾燥防止と補肥の役割を果たします。
オイスカ発祥の配合でもあるこの溶液、なんと活着率100%という成果を残しているようです(勝義さん談)。

その後、タイの方々と共に、勝義さんから植え付けのご指導を頂きました。
今回補植に使う苗は、植えるタイミングを過ぎて成長した大苗です。そのため風の影響を受けやすく、連動して根の部分が土の中で動いてしまい、土に空洞ができることで成長が阻害される可能性があります。その対策として、苗を普段より3cm程度深く埋め、支柱で幹を支える方法を採りました。

吉田さんが度々仰っている「一つ一つの作業に理由がある」という言葉が身に沁みます。初めて体験するものばかりで、私も必至にメモを取っていました。植え付けに限った話ではないですが、作業の意味や意義をボランティア参加者にきちんと理解してもらうことは非常に重要な工程です。その点で「伝える」ことの訓練もこれから必要だなぁ……と。
これとは別に、私の統率が緩慢なため、貴重な植え付け体験の機会を逃してしまった人がいた点は大きな反省点です。今後は常に現場全体の流れを俯瞰するよう心掛けていきたいです。

午後からはANA労働組合の方々62名と合流し、127人全員で過去最大3Lサイズの排水溝堀り300mに臨みました。特に閖上側の排水溝は写真の通り長靴が必須レベルの水浸し状態。水を含んで重くなった土をひたすら掘る重労働でしたが、年齢、性別問わず大活躍している周囲のベテランの方々に負けじとなんとかやり切りました。ANA労働組合の方々も経験者、初心者が入り混じりながら皆さん笑顔で作業されていました!

作業後はかねてから準備していた交流会です♪

今回のボランティアはいつも以上に学びの多い時間を過ごすことができました。
特に同世代との会話は、これから本格的に始まる海岸林リーダー主導のイベント開催のヒントになるような話題も多く上がりました。こちらは本夏の開催が目標ですが、焦らず確実に進めていきたいです。

今年度のボランティアはまだ始まったばかりです!恒例の”葛刈り”もそろそろ始まりますよ!
それでは、またのご参加をお待ちしております!!

ボランティアの和泉です。
5/12(金)、精鋭のリピーターが集まり、公募ボランティアの前日準備を行いました。
私は吉田さん・勝義さん率いる現場作業チームへ。野本さんご家族も別部隊として、明日の懇親会に向けた買い出しなど行いました!

これは篠竹(しのだけ)と呼ばれる細い竹に赤いペンキを塗ったものです。補植を行う予定の箇所に一本ずつ、あらかじめ突き刺しておきます。
この篠竹は、植えたばかりのマツがぐらつかないようにする支柱の役割を持つほか、作業箇所を分かりやすくする役割、プロが下刈りをする際にマツを誤って切ってしまうことを防ぐ役割もあります。

当日使う作業道具を現場まで運び入れる作業も行いました。今回はスコップだけでも計100本必要と中々の数。
最近は吉田さんから本数管理の仕事を任されるようになりました。オイスカや再生の会の所有物を取り扱う都合上、本数管理は非常に責任が重い仕事だと感じています。数え間違いを起こさないためにも10本ずつまとめてみたり、声に出して数えてみたり、メモ帳を使ってみたり……。慣れない仕事ですが、これからもボランティアの度に試行錯誤を重ねていきたいです!

実は今回、私が現場作業中に携帯を紛失してしまうアクシデントがありました。
当時、現場に居た方々にも一緒に探して頂いたのですが数時間経っても見つからず、その日の深夜に山形の友人の協力を仰いでやっと見つけることができました。
(一緒に携帯を探して頂いた皆様、本当にありがとうございました!)

リピーターの中には、
「ガラケーを落として、結局一週間見つからずに諦めてしまった」
「診察券と電子マネーが入った財布を無くして、半年後ボロボロになって見つかった」
など、苦い経験を持つ方が多くいらっしゃいます。
こういった落とし物の対策は、「財布や鍵などの貴重品は事務所に置いていく」「携帯はマナーモードを解除しておく」といった事前準備が非常に大切です。特に作業に夢中になっていると落とし物に気付きにくくなってしまうため、定期的なチェックは心掛けるようにしたいですね。同じ轍を踏まないよう、皆さんも落とし物対策を徹底しましょう!

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