植樹祭にご参加くださった皆さまへ
2014年5月24日、プロジェクト初の植樹祭が開催されました。
地元の方々を中心に300名を超える参加者の手で植えられたクロマツ、
ほぼ枯れることなく、みんなしっかりと根付いています。
この盛土は比較的状態がよく、また指導員の皆さんのリードも素晴らしく、そして何よりご参加くださった皆さんの海岸林再生への思いがこのような成果につながっているのだと思います。
今年もまた5月に植樹祭を開催する予定です。昨年同様、地元の宮城県民の皆さん、名取市民の皆さんを優先して募集します。
今年度、4~11月の間、全国から1,500名以上の方が育苗場での草取りや植栽現場での保育管理作業にあたってくださっていました。そういったボランティアの皆さんも「植えたい」と思っているのですが、私たちの「植栽は地元で」という考えをご理解くださっています。
地元の方が植え、守り、育む。
その大きな流れをつくらなければ何百年もこの森を育てていくことはできません。
今日の河北新聞の“とうほく一番物語”のコーナーでは秋田県能代市の「緑の長城」が紹介されています。
日本最大級の海岸防砂林「風の松原」のこと。
地元には「風の松原に守られる人々の会」の会長さんの言葉が紹介されていました。
「守る人々の会」ではなく「守られる人々の会」というのがいいなぁと思いました。
海岸林を守り、育むと、その海岸林が内陸に住む人々の生活を守り、育んでくれるのです。
宮城県民、名取市民の皆さん、ぜひ今年もお仲間とご参加ください。
そして植えた苗木のお世話を全国からのボランティアの皆さんと一緒に体験してください。
4月以降11月まで、毎月第三土曜日(8月のみ第五土曜日)の朝9時から夕方5時までです。
ご参加お待ちしています。
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