ANA労連62名 作業レポート

2024年6月24日( カテゴリー: 現場レポート )

 吉田です。今回も地元助っ人が5人も来てくれました。海岸林熟練の林久美子さんが海外事業部に部長職で異動し、いきなり難易度の高いインドネシア、ウズベキスタン案件のど真ん中で即戦力として対応し、フィジー出張も目前。浅野さんと二人で切り盛りするシンドイ台所事情が続きます。名取海岸林の財産はセミプロリピーターの皆さん。腕利きの目は、多ければ多いほど安全と確実性につながりますから。どの企業・団体もリピーターが一定数います。この存在は本当に助かります。落ち着いて手本を見せてくれます。

 参加者の皆さんにはお伝えしましたが、私にとってANAさんは20年来のご縁。これまでの職歴で最もタフな仕事Best3のうち、2つでビックサポートをいただきました。ANA総研の季刊誌「ていくおふ」2016年144号に掲載いただきました(ネットでは公開されてないようです)。https://www.anahd.co.jp/group/ari/publishing/takeoff/index.html

 6月22日(土)、北海道、福岡、沖縄を含め、全国から62名が集まってくださり、大きく2チームに分けて作業に当たりました。先週の毛虫オンパレードの現場から1㎞南あたり、アースジェットの出番はほとんどない安心の場所。浜風もしっかりあって、仙台市内より2度も涼しい。2016年と2017年植栽地の葛刈りに専念。慣れるのに時間がかかるのは当然ですが、終盤の1時間は葛の見落としは一気に減り、仕事っぷりが豪快になり、大物の根の発見の声があちらこちらから聞こえました。計算を大きく上回る広範囲の仕事、面積にして約1.5ha(プロ野球のフィールド平均面積が約1.3ha),クロマツ4,950本を葛から守る仕事が出来ました。いつも今回はどの「ANAすか」メンバーが来てくれるのかな?と楽しみにしてますが、年代的に家庭でも忙しいはず。彼らには何度も言いましたが、ゆとりができたときに来ればいいんだよ、いつか・・・。今もそう思ってます。今回は(も)荻原秀年さんが総代表。リピート10回以上かと。Facebookでみんなに報告してくれるでしょう。

 今日も大過はなかったことでホッとしてますが、浅野さんとリピーターの1人が、後片付け中にいつもと違う症状の痒みを報告してくれました。開始直後すでに症状を感じ、17時には全身に発心が出て、熱も持ってると。かぶれる草があったのか?ダニか?・・・ANAの皆さんに異変がないか心配してます。森林整備は危険生物と隣り合わせです。騒ぎ過ぎてはいけないのですが、場所は特定できているので次の金曜日午前中調べます。

cf. 今日は「除草剤ない?」の声が飛び交ってました。100円ショップで買った除草剤を入れるスプレーが、たった4回目の使用ですべて壊れて、不便をかけました。皆さんが帰った後、「花王」製のタフそうなスプレーを買い占めました。まだ数が足らないので、来週もう一度買いに行きます。

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