若手中堅研修レポート③

2021年11月10日( カテゴリー: 現場レポート )

①、②と長々と書いてしましましたが、まとめたいと思います。
今回の研修では松林での活動をさせていただきましたが、研修で得た学びとしては
これまでプロジェクトで行ってきた運営や広報の仕方についてが主でした。
その中で、これから松林を存続するために10年後、100年後と手入れが必要ですが、
どうやって新たな人材を取り込んでいくのかが気になりました。
大学院時代に参加した松林保全活動では活動メンバーが高齢で、若い人材を取り入れ、
活動を続けられるような持続的な仕組みづくりについても考えていました。
そこでは、海岸林と同様に作業日に地元の学生や地元住民にボランティアとしてお越しいただいていました。
また松林に興味を持ってもらうために松林ウォークなどのイベントを企画されていました。
個人的には松林に思い入れがある方が保全作業に参加しているような気がします。
ですので、数十年後に松林保全を行う人材を取り入れるために、
もっと松林に興味を持ってもらうためのイベントなどの企画も必要があると感じました。
また東日本大震災の被災地にはこれまで行ったことがなかったので、
被災地の現在の姿を見たり、現地の方々話したりすることができて、とてもいい経験でした。
昨年末、九州豪雨災害の復興支援のため、熊本県にある球磨川へ災害復興ボランティアとして伺いましたが、
研修生と話すだけで被災地の皆様が喜んでくださったことを鮮明に覚えています。
海外の国々ではサイクロンや地震、山火事など、日本では起こらないような災害も起きています。
これから、もしどこかで災害が生じたら、研修生や現地のOB・OG、オイスカメンバーと共に、
いち早く復興支援をできるように心がけたいと思います。
研修の四日間は新鮮で大変勉強になる有意義な研修でした。
また機会があれば活動に参加し、今回作った溝の効果も実際に見にいけたらと思います。
本部スタッフ吉田部長、林室長、浅野主任、また地元ボランティアの方々に、
この場をお借りして感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
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