大人の本気の砂遊び
2019年3月25日( カテゴリー: 現場レポート )
広報室倉本です。
少し前のことになってしまいましたが、先日15~16日にかけて、久しぶり(国際協力ボランティアで来て以来半年以上ぶり)に名取の現場を訪れました。
それでもまだまだ記憶に新しく、名取駅に着いた時もむしろ、帰ってきたなあ…!という気持ちになりました。そしてさらに、駅でまず目についたのは、連絡通路で開催中の海岸林再生プロジェクトの写真展。本部事務所ですでに一部見ていましたが、展示されている様子を見ると、迫力あります!
↓特にこの手形のマツ!↓
このブログでも度々この写真展について紹介がありましたが、みなさまはもうご覧になりましたでしょうか?展示は今月29日(あと数日!!)まで行われていますので、お近くにお越しの際はぜひご覧ください!
そして翌16日朝。少し風はあるものの比較的暖かく過ごしやすい気候の中、今年初のボランティアの日がスタートしました。
この日は溝切メインでの活動でしたが、リピーターさんが多いということもあってか、ここに一本つくるぞ!と方針が固まったとたん、初めから一つのチームだったかのような素早い作業で、あっという間に立派な溝が完成。
リピーターの方に、こういうのは施工前、施工中、施工後をちゃんと写真を撮って記録するんだよ。とアドバイスいただいた直後だったのですが、この作業の時、早速施工前を撮りそこなってしまいました……(次回からはちゃんと撮ります!)
そして間にゴミ拾いの作業を挟みつつ、午後。
溝3本【中サイズ2本、大サイズ1本】を完成させ、お楽しみの開通式!!前々日の雨ですでに水がいっぱいに溜まり、排水されずにいた箇所と新しく作った溝をつなぐ瞬間は、みなさんがわくわく顔で溝に沿って行列し、「結構はやく流れるね」「ここはちょっと深さが足りなかったかな」「でも、ここを深くしたら逆流するから、これでいいんだよ」などとお話されながらも、楽しそうに流れる水を眺めていました。
作業中、ふと「大人の本気の砂遊び」という言葉がどこからか聞こえてきましたが、この本気の作業が、マツが元気なり、生長する一助になっていくんだな。と、流れる水を見ながら思いました。
今後また雨の季節を迎える時に、この溝が大活躍してくれますように。
…………
これからのボランティアの日も、この第一回に引き続きこうした骨のある作業が行われていきます。まだ募集中の日程もありますので、ご関心の方は詳細(日程のリンクからご覧ください)をご確認の上、ご応募ください!
今年初のボランティアの日にご参加の皆さま、本当にお疲れさまでした!!