ウナギのぶつ切りとは、豪快な…
2016年3月29日( カテゴリー: 省太のつぶやき )
アドバイザーの小林です。
関東の背開き、関西の腹開き、といえばウナギですが、ぶつ切りとははじめて聞きました。
先日、宮城県名取市で地元の方に昔の生活を聞いていた時に出た話です。
「昭和40年代くらいまで広浦では天然のウナギがずいぶん取れた」と言って、
その太さを親指と中指で輪をつくって示してから、料理法の説明です。
料理法といってもぶつ切りだから難しいことはありません。ウナギと、あとはあれこれ野菜を入れ、
寒天で煮て煮凝りのようになったものをおかずにしてご飯を食べる、という話です。
広浦は海水と淡水が混じる汽水域で魚が豊富にとれたということですが、
幼い頃食べたおいしいものを振り返るとき、人は活き活きとしてくるものですね。