「マツ材線虫病」被害拡大防止の措置を自己資金で実施

 吉田です。満を持して実施しました。やはりこういう重要局面で頼りになるのは、震災直後からの盟友の宮城中央森林組合。彼らは、全37万本の植栽に関わり、10年以上の間の下刈を続け、間伐もともにしてきました。文字通り、自分事として仕事してくれます。これからもずっと一緒です。随意契約の強みを活かした仕事を続けてくれると思います。

 5月上旬、現場代理人の佐々木君に被害木の位置を共有した後、早坂班の皆さんは自分たちで6月上旬に新たに枯れたマツを3本見つけて処理し、その後も新たに枯れた1本も快く伐りに行ってくれました。協定区域内の被害木の枝や細い幹はチッパーで破砕し、太い幹は処分場に搬出して破砕処理し、なすべき時になすべきことを完了しました。佐々木君は写真を見せただけで被害木の位置を特定しました。さすがプロ。

 そして6月11日、㈱ケーエスと地元名取の㈱美田園ファームの無人ヘリ2機による薬剤散布(スミパインMC)を、朝4時から8時間かけて、53haに対して実施しました。

 これらの総費用は、すべて全国の皆さんからの寄附金を原資にしております。市町村に充当されている森林環境贈与税すら使わず、あまりの無関心、病害虫駆除までオイスカ任せということに憤りを感じますが、いまは協定区域内のみの自己防衛策をとらざるを得ない現状です。ですが、いつかは地域一丸となって海岸防災林全体を育てていけるよう、あきらめず努力を続けます。

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