吉田です。現場では市民の皆さんから声をかけていただくことがあり、思わぬ情報が入ることもあります。4月9日、三浦さんに1月29日の山火事跡を見せていた時のこと。
「これどうするの?また植えるの?」「酷いよね。私が(山火事の)第一通報者なんです」
お孫さんと散歩に来た方から、そう声をかけられビックリ。
「大学生ぐらいの若い男たち4.5人が、(国交省の防潮堤説明看板の横の)短い草に火をつけていたんだ。あっという間にクロマツの下の草に燃え移って、消そうともせず慌てて走って逃げだして、車でバックのまま逃げて行った。こっちも慌てたよ。パニックになったよ。いつも自分の車に、何かの時のために消火器を2つ積んでるんだ。でもそんなこと忘れてしまった。消防にも警察にも通報した。(市境に近い場所だから)消防は岩沼側につながったらしい。名取市の消防とどっちが行くかで迷ったみたい。(市境あるあるです。私も神奈川の林業会社時代に人家裏の山火事を発見して通報したら、山梨側に繋がったことがあります)結局、閖上の消防署からタンク車が来た。警察は来るのが遅かった。そのあと、放火犯と疑われてさー、ひどかったよ。信じてくれないんだ。自家用車のドライブレコーダーがちょうど故障していて証明できるものがなかったんだ。こんなに犯罪が起きそうな場所なのに、防犯カメラもない。疑う前に周りの防犯カメラをちゃんと調べたのかって言ったよ。書類も書かされて、こっちはひどい目にあったよ。」
この方のおかげで被害は合計23本で済みました。お孫さんはずっと私たちの話を聞いてくれてました。「自由研究とかで調べたくなったら連絡してね」と言いながら名刺と海岸林の特集記事があるオイスカの広報誌3月号を渡しました。
「オイスカ、知ってるよ。この面積を再生させてるんだから大変だよね。ここが好きだからいつも散歩に来るんだ。ありがとうね。頑張ってね」(前の日も、同じ場所で老夫婦からお礼を言われました)
話は変わりますが、震災から15年が経ち、これまでの経緯がまったく伝わっていない「当局ご担当者」と会うことばかりのこの頃です。今年は、役所との向き合い方、広報啓発のあり方、ボランティアの受け入れ方など、工夫・改善する年にしたいと思います。現場でも市民の方に対し、オイスカらしく、いままで以上にこちらから声をかけて挨拶してみようと思いました。
cf. 最近、仙台市の海岸林でもボヤ騒ぎがあったと森林組合から聞きました。





.jpg)

