宮崎県の海岸林③ ~一ッ葉海岸中心部~
2025年12月7日( カテゴリー: 松枯れなど病虫害対策, 海岸林あれこれ )
吉田です。一ッ葉海岸林は面積413ha、全長10㎞、平均幅450m、最高樹齢170年以上。写真ではわかりませんが、内陸側に向かって緩やかな傾斜と連続砂丘が続き、最も内陸側はかなり高い砂丘となっていました。(佐土原地区も同様でした)

左上に見えるのが富裕層をターゲットにして経営復活したシーガイヤ。この会社と行政が、それぞれ応分の負担をして海岸林を維持管理しているのが大きな特長と聞いていました。写真の通り、松枯れは皆無ではありません。官民連携による時機を失さない施業など最善の努力の結果、微害に食い止めていると見えます。何が何でも守ねばならない海岸林と位置付けているのでしょう。*シーガイヤHP





上からの写真はコンドミニアムの最上階から撮影。私の宿は真下の森の中のコテージ(左下の写真)。


ヘリ散布が出来ないので樹冠注入。
高価ですが、効果は7年。












このシーガイヤを北上すると、昨日紹介した②の佐土原地区石崎浜になります。




一方、波打ち際では海岸浸食対策が続いています。アオウミガメの産卵地でもあるそうです。







昼メシはチキン南蛮!(前夜に続き)とシュミレーションしてましたが、目一杯見過ぎたので断念。「松枯れ防除実践講習」に向かいました。そのかわり、もう一か所立ち寄り。宮崎空港の西端にある特攻隊の慰霊碑に。







