吉田です。この1ヵ月、東西出張続きで、ブログは極度にさぼり気味。時系列の逆で遡ります。

 3月8日(土)、仙台防災未来フォーラム2025で、30分間ステージ発表の機会をいただきました。この行事はもちろん知っていましたが、いつもこの時期は余裕なく、今回が初応募。今後は毎年エントリーして、あまたの団体が出展する大海に乗り出さないと。

 そもそも、宮城県支部の佐藤事務局長が募集情報を共有してくださり、ステージ発表にダメもとで応募したところ採択されました。ですが、ここで私一人が「ジャイアンリサイタル」してもなぁ~~と思いましたし、伝承・継承という観点や、若い世代の取り組みはフォーラムの重要テーマ。思案の結果、若い人に登壇してもらおうと。採択とほぼ同時に、若手社員の研修としてボランティア参加してくださる「仙台トヨペット」の古水さんと、全校生徒の総合学習として海岸林を扱い、毎年野球部がボランティア参加してくれる「県立名取北高校」の榊先生と、全国育樹祭in宮城(10月4・5日)のPRの場として、県庁の佐藤さんに相談。皆さん快諾くださり、登壇者選びに入っていただいてました。

 会場は多くの団体がブース展示する中のオープンスペース。座席は36+α。誰も聞いてくれないんじゃないかと思いました。ですが、ボランティアリピーターの「さくらチーム」が9人も来てくれて、育樹祭のティッシュ50、育樹祭と海岸林のチラシ50を配り、高校生はマイクで呼びかけ。オイスカの法人会員で、出展もしていた太平洋工業㈱(岐阜県支部)の皆さんも聞きに来てくれました。アウエー感は吹っ飛びました。

 登壇者は、北高野球部の2人、総合で海岸林を選んだ1年生3人、仙台トヨペットはベテランと経営企画部の若手の2人、そして若手県庁マン。椅子を1脚借りるのに600円かかるので、申し訳ないけど皆で立ってトーク。

 尺は30分。冒頭私が4分。残りの時間は、20の質問を8人の登壇者で回すトークイベント。シナリオ通り、時間通り進めることが出来ました。登壇者の的確な回答と、高校生たちの度胸のおかげです。時間に余裕が生まれ、アドリブの質問にも対応してくれて。MCの私も楽しめました。

 仙台トヨペットさん(古水さん、深作さん)への質問は、なぜ海岸林再生プロジェクトの支援を決めたか? 若手社員さんのボランティア派遣の狙いは? 2024年度は何人参加しましたか? 6月に参加してくれましたが、どんな仕事をして、どう感じましたか?全国から、いろいろな参加者が来る公募日への参加の理由は?

 名取北高校野球部代表の2人(石澤姉弟)には、今年も先週、野球部・父兄・PTAの皆さんが間伐の感想、ほかの部員が話していた印象に残っている感想を聞きました。

 名取北高校の総合学習で海岸林を選択した代表3人(我妻君、小野君、佐々木君)には、なぜ海岸林を選択したのですか? 現場で感じたことを教えてください? 今後探究したいと思っていることは何ですか?と。

 県庁の若手代表の山家さんには、10月4・5日のみやぎ2025全国育樹祭をPRいただきました。

 そして、最後の質問には、直前に紙に書いてもらいました(事前予告で心の準備はあり)。

 「役目を果たす森になってほしい」、「その存在を知ってほしい」という気持ちを感じました。

 ビックリしたのは、40年来の法人会員で、1999年から5ヵ国のマングローブ植林も、震災直後から海岸林も支援してくださる、東京海上本社の経営企画部長小橋さんが駆けつけてくれたこと。(名取の現場にも毎年来てくれています)これも嬉しかった!せっかくなので感想を伺いました。これはご本人に事前予告なし。

 初顔合わせの若者たちが、ごくわずかの打ち合わせだけで、堂々と乗り切ってくれました。目標と気持ちを共有すれば、若い人とこういう技を繰り出せるのか~。参考になりました!私自身も、出張続き1ヵ月をいい形で締めくくれました。ほっとして、携帯をなくしました。(翌日発見)

 余談ですが、小島よしおさんの「地響き」のようなステージが、隣の展示室で炸裂。子どもたちが絶叫してました。私たちの時間帯と重ならなくてよかった(笑)慌てて見に行きましたが、満席で見れず。下手こいた・・・

 

 

 

 

 

 

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