吉田です。10月5日、とうとう葛刈り最終日を迎えました。これだけやればと、心底清々します。正直なところ毎年そう思いますし、それでも嫌気がささないのは何故だろう?と、今年も何度も思いました。5月下旬からこの日まで、ボランティアだけで941名が怪我なく従事いただきました。今年は過去14年で最も多くの地元からの助太刀(超リピーターの指導役)にも恵まれました。無事故更新は、緊張感を持ってきてくれる皆さん、そして各社・各団体の引率者のおかげ、地元指導役のおかげです。みなさんの無言の励ましのおかげで我々も頑張れるんだと思います。名取のクロマツは、これまでプロ・ボランティア27,000人に育てていただきました。幸せなマツだといつも思います。最強の海岸防災林への道を歩んでいると思います。

 今日は、8月上旬~9月末までのボランティアの作業で見逃した葛刈り、いわゆる「残党刈り」です。残党というほど相手は少数ではないですが、今日も朝から、意気軒高なムードがありました。

 大物葛は、刈ってから1週間たってもまだ葉が青いままということもありました。呆れるほどのタフさ。それでも林内には、8月以降の皆さんの苦闘の跡がはっきり。葛の落葉がすごい。

 これから11月中旬までは、生長モニタリング調査です。昨年の調査記録はコチラ。https://oisca.org/kaiganrin/2024/04/25/monitoring_report/

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