吉田です。葛刈りは10月初旬までが「工期」。年配者が多く、酷暑の8月の作業を避けた林業会社と名取市海岸林再生の会の合同チームも、林縁・協定区域外周などでの薬剤散布に動き出しました。

 ボランティアチームは受け持ちの名取市海岸林北半分のすべてで1回刈り以上を終えたため、プロ受け持ちゾーンの南半分に進出。去年プロがやりきれなかった誘導灯北側300m×100mの、一大繁茂ゾーンを任されました。

 すでに8月お盆前後で、UAゼンセン14名、東北電力宮城県本部青年部40名+地元助っ人10名で300m×20mを終え、9月6・7日の全国からの90名(UAゼンセン、第一三共、仙台トヨペット、矢崎エナジーシステム仙台支店、IBEXエアライン、鹿島建設東北支店のほか個人多数)で300m×80mを無事終えました!警戒したアシナガバチにも刺されず。

 つまり、154名で3ha(去年の閖上最北端は3haを2回刈り、2ヵ月700人でしたから)。しかしそれにしても、あの場所にしては異常に早いです。見逃さなければ、手首や私の二の腕の太さの葛もあるあの場所で。

 今期後半は、潔癖造林を排除し、マツの上に登ってゆくツル、大物狙い中心に作戦を変えています。そうでないと「工期」までに終わらないし、葛がマツの上に覆いかぶさったままだと本当に枯れるので。本当は地を這う根も徹底的に攻めたいですが、まずはスピード重視。たとえ不完全でも、一刻も早くマツに少しでも多く光を与えることを優先して。

 佐々木統括から、「この調子でいい。次のボランティアは誘導灯の南側を頼む」と指示がありました。9月21日(土)のオイスカ関西支部&USJ労組&住友化学社員他有志約20名、28日(土)の東京海上約30名?、10月5日(土)のUAゼンセン14名、そして地元助っ人の皆さん、どうぞよろしくお願いします。飛行機を見ながら、頑張りましょう!

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