7月8・9日 サミット・レイバー・ユニオン&東急ストア労組23名 作業レポート
吉田です。震災以降ブログ更新2,783回目。ようやく梅雨らしくなってきた名取。今期ボランティアで初めての雨模様。先週の公募日に続き、「全体約1haの大きな葛の島(間伐後クロマツ本数約3,750本)」に23名が挑みました。
到着寸前まで強い雨。北釜防災公園の見学しながら雨が止むのを待ち、そのあと現場に向かって、バスを降りてから1㎞近く歩く現場です。まずは、「ウオーミングアップ①」。Keepしておいた小面積で葛とはどれか理解してもらう。その次の「ウオーミングアップ②」は先週の公募ボランティア日の葛の残党狩り。あれだけ頑張っても、どうしても残党が残ります。おそらく最低もう一度刈る必要があるかと。初日終わるころには、ほぼ全員しっかりと慣れた状態に。泥だらけの濡れネズミになって。
翌日も梅雨空。残る半日は今年未開の地で「本番」。毛虫もハチもいない模様。昨日作っておいた進入路から葛の密林に突入。林業のプロのように「四つん這い」、「匍匐(ほふく)前進」で、マツとマツの間の根元に躊躇なく突入してくれます。いつも思いますが、普段の仕事とまったく違う環境で、男女を問わず、見事な姿です。先週、オイスカ本部の別の部の部長が手伝いに来てくれて、「これ毎週やってるの?」と驚いてました。地方のオイスカの農業現場、海外の緑化プロジェクト現場、どこも同じだと思います。これがオイスカ。そもそも、森林の現場は多かれ少なかれこういうものです。
先週の79名、この日の23名で、「葛の島1ha」の4分の3が終わりました。残りは、20日の労済労連46名、26・27日のオリエンタルランドグループ・フレンドシップ・ソサイエティー20名でなんとか仕留めたいと思います。
5月末~7月末のボランティア568名が食らいついてくれた名取市海岸林北半分の1回刈りが間もなく終わります。順調です。7月末のマルエツ労組、8月初旬のUAゼンセンのみなさんは、そのすべての残党狩りをお願いするかな?それとも、南半分で働くプロゾーンの助太刀かな?・・・考えておきます。