オタクの休日 ~実踏レポート② 害虫編~

 吉田です。おかげさまで、まだオイスカの管轄内ではマツクイムシ病は出ていません。今年は周辺地域でもまだ発見していません。管轄外の市街地でも目を光らせているつもりです。見つけたら市役所に連絡して、即伐倒・薬剤駆除か焼却処分してもらっています。

 森林組合のみんなと現場で会った時、「シンクイムシがチラホラあるね。広がらないといいけど」と言っていました。2020年に前年・前々年に植えたマツに多数発生し、再生の会の皆さんが剪定鋏で被害部分を切り取って焼却処分して拡大を防いだことがありました。あの時にも及ばない、軽傷中の軽傷だと思っていますが、大発生したら大変です。いま現在の害虫関連を写真レポートします。

 その前に、今年6月は毛虫「マツカレハ」が大量発生しました。とくに内陸防風林では1本のマツに何10匹も。再生の会と松島森林総合が合同で、殺虫剤「スミチオン」を動噴を使って本格的に散布。ボランティアが葛刈りする箇所は、1本のマツに多くて10匹。キンチョールやアースジェットで駆除する程度で済みましたが。結果、無事撃退できました。

 9月17日のオタクの休日で見た、「害」あれこれを。

 番外編。

 ハチの巣駆除。「雨が少ない年はハチが多い」と聞いたことがあります。今年はよく刺されました。とくに私。森林に関わる以上、避けて通れません。いることを皆にはっきり伝え、皆で警戒するだけで、十分効果あり。それどころか、いくつもの巣を駆除。防風柵のボルトを屋根代わりに作ろうとするハチもいました。ちなみに、スズメバチは毎年春先に女王バチを落とす誘引液を仕掛けています。今年も現場では見ません。ただし、アシナガバチを避ける方法は、周知&各自警戒以外、いまのところありません。

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