2つ目の「折り返し点」 ~UAゼンセン40名・東北電力労組25名~
今期のボランティア受入れでは、私にとって2つの「折り返し点」がありました。
1つ目は、名取市サイクルスポーツセンター前、2018年植栽地の一部3.81haの多湿地の「溝切りの応急処置」の完了。6月10・11日の化学総連・ANA労組が大トリをしてくれました。コロナ禍を挟み、4年がかりの長い仕事になりました。この4年、ここであの仕事をしていない人はいないのでは。ですが、まだどうしても・・・という場所があります。いままでにない3Lサイズを掘りたい場所もあるし。
2つ目は、先週9月2日。2014年植栽地の一部、本数調整伐をした10.13ha内の葛の刈り取り、1巡目の完了。この10.13haすべてが葛に覆われているわけではなく、あくまでも斑状。占有率は1割前後ですが、今期ボランティア投入の重点区域。UAゼンセン40名・東北電力労組25名が大トリをしてくれました。6月25日に着手してから2ヵ月、274人のボランティア。10.13ha以外の箇所にも手を入れてもらっていますので、まさか9月上旬に1巡目が終わると思いませんでした。「折り返し点に達した」とみんなには言っていますが、達成感があるのは、図面とにらめっこしてる私だけで申し訳ないです。これから残り1ヵ月は、2巡目の葛の刈り取りを継続します。ひどい場所を優先的に。終わり次第、溝切り・生長モニタリング調査をして、今年は終了。
この日のUAゼンセン40名・東北電力労組25名は、午前中は10.13ha以外の場所を。2020年植栽地の「ツルマメ」繁茂地の一部1.47haを午前中で仕上げてもらいました。
予定通り9月には、植えて3・4年の場所に探す必要のないほどの「ツルマメ」が伸びてきます。ボキャ貧、イマイチな例えですが、私には「モンブランケーキ」(パフェのほうがまだマシか)に見えます。11月まで放置すると「土葬」のようになります。
午後は、本命の10.13ha地内へ。この日で仕上がりました。2ヵ月、274人、東京ドーム2個分、豪快に仕事ができました。みなさん、本当にありがとうございます。
「しまったー!」と後で思ったこと・・・この日の65人は、47都道府県の大半から来てくれたのでは。みんなの前で聞けばよかった。コロナ禍でもあるので、2団体まったく同じ場所で交ざって作業、同じ場所で昼食という訳にはいきませんでしたが。存分に働いてくださりました。
もう一つお礼を言いたい人たちが。
去年おととしは、大半が宮城県民のボランティアだけでした。今期は、コロナ禍前のようにボランティア受け入れが事実上復活するなか、平日の受け入れのときに、「半日だけでも」と、我々スタッフを助けてくれる方が増えました。もちろん大槻さんのように1日付き合ってくれる方が多いですが、どちらにせよ、本当にありがたいです。一人の目よりも二人の目。万が一の緊急対応の場合も強いです。こういう「コアメンバー」増強したいです。
海岸林ビックチーム、健在です。