ガチで葛刈る佐賀県議!
吉田です。いろいろ用事があって、また四国TCに来ています。ここでは1年ぶりに草刈り機を使わせてもらってます。来週半ばから名取です。
遡りますが、7月12日、異例の「ボランティア」が佐賀から来てくださりま した。県議8名(うち会員3名)、会員5名、オイスカ西日本研修センターの豊田副所長と満川主任の総勢15名です。滞在中は、予報通り雨に見舞われましたが、 初日の2時間のチャンスを目一杯活かして葛刈り。「雨が止んだら、もう半日作業したい。判断はお任せする」と本気で言ってくださりました。
現場行きの発案は、オイスカ会員の坂口祐樹県議。広報誌{OISCA」で知った 「松がつなぐあした」(著:小林省太元日経新聞論説委員)を読んでくださり、 同じく会員の定松一生県議に「現場ボランティア」を相談。そして同じく会員の 藤木卓一郎県議会議長(オイスカ西日本支部幹事・オイスカ佐賀県議会議員連盟 会長)が、「同僚県議にも声をかけて、一緒に行こう」とオイスカ佐賀推進協議会にも相談。西久保弘克県議、冨田幸樹県議、中村圭一県議、桃崎祐介県議も仙台空港に降り立ちました。
到着するや否や、名取市海岸林再生の会の鈴木英二会長(オイスカ宮城県支部副会長)に、北釜地区震災メモリアル公園などじっくりご説明いただいたのち、地元名取市民の大槻さん、森さんとともに即現場へ。マツの茂みも掻き分け、排水溝や法面を上り下り、ガシガシ歩きました。先日の酷暑の2日間のオイスカ豊田推進協議会のご年配の皆さんもそうでしたが、筋金入りの「会員」は、何かが違う。こういうのがオイスカスピリットですかね。バスを降りてからは、とくにご高齢の会員さん5名には容赦のない道だったはずですが、ムカデのように前進する皆さん でした。
葛刈りの作業現場に到着すると、さすがに「これはすごいな」と驚かれましたが、聞けば農家出身というより今も農家の方が多く、戸惑うことなく平然と作業。「休憩!」と叫ばねば、余裕で仕事していたでしょう。クロマツに葛が絡んだ林ですから、一人一人の作業の様子は見えなくても、さぼっていなければマツ の先端が動くのが見えます。また、ボケツッコミの声もよく聞こえ、手も口も同時に動いているのがわかります。こういう仕事っぷりは農家の血でしょうね。「質問するのが議員の仕事」と聞きますが、現場では質問のギアも上がります。滞在中ずっと、普段通りの対応で、昔からの友人のように会話させていただきました。
「松がつなぐあした」の著者の小林省太さんも帯同でした。相当嬉しかったようです。雨続きで作業予定を視察に替えたのが心残りでしたが、その説明もすべてしっかり聞いてくださりました。こういう真剣な方々の来訪は、ほんとうに現場冥利に尽きます。
最後に、宮城県内の大学生、高校生向けアナウンス。昨日のブログで、入賞したら佐賀と福岡の海岸林に行けるという告知をしています。
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