外国人が現場に来るのは久しぶり ~Fiji~
とは言っても、外国人訪問団ではなく、3ヵ月前に入国したフィジー人のオイスカ男性職員(中部日本研修センター農業研修指導員)のロンさんです。7月4・5日オイスカ愛知県支部豊田推進協議会ボランティア18名に加わって、職員研修として名取に来てくれました。
ロンさんは39歳。2008年西日本研修センターで農業研修生として初来日。1年の研修を経て帰国し、オイスカフィジー研修センターに従事。2017年中部日本研修センターで2年間で従事。そしてこの春、3回目の来日。一行の対応で、彼とじっくり話す間がなかったので、電話でいろいろ聞きながら、フォローしました。名取の経験を、海外に伝える仕事は私たちの務めと思っています。多い順から海外メディア、オイスカ職員・関係者、海外政府・国際機関職員で、63ヵ国、270名の方が来てくれています。(ボランティア参加者は把握しきれないので除いています)
Q:この2日間で質問し切れなかったことは?
A:①浜辺で火事はないのか?、火事があったらどうするのか?、②死んだ鳥(カラス)が本当に数多くマツの間に落ちていたが、誰の仕業?、③なぜマツだけ植える?、④ボランティアは毎日来るのか?、年間何人来るのか?、外国人は来るか?、⑤間伐はするのか?、⑥マツの病害は?、⑦マツが大きくなって飛行機の運航に支障ないか?
Q:どんなことを感じたか?
A:①チームワーク、ミーティングで目標を共有することが大切。(と中部TCで言われている)②こういう仕事を日本でオイスカがやっているとは知らなかった。びっくりした。③津波から10年、人々はどういうモチベーションで生きてきたのかと思った。④日本では森のことも勉強しなければ。
Q:あなたにとって、日本でチャレンジしたいことは?
A:まだ3ヵ月しかたっていないので、まだ目標ははっきりしていない。まずは、日本語をもっと勉強したい。各地のオイスカの現場、ボランティア活動に参加したい。天候の違いを感じる。体を慣らして病気しないようにすることも大切。
Q:日本ではどんな指導員になりたいか?
A:私自身がオイスカスピリットをもっと学びたい。日本の文化も。そして、若い研修生に教えたい。怒って指導するような指導員にはなりたくない。
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