ひさびさ歩いてきました。1か月ぶりに。

2020年1月20日( カテゴリー: 現場レポート )

「海岸林の現場は、野球のようにシーズンオフがあるのはイイ」(正直な気持ち)
冬は冬で、来年度事業計画・予算の立案や、モニタリング調査のまとめなど、事務的にやることは満載ですが、メリハリがあるのは悪くない。でも、長~いシーズンオフがあるのは、いまだけ。近い将来の本数調整伐が始まったら、そうはいかないでしょうね。間伐は秋から冬ですから。でも、この調子で草刈りを頑張れば、将来夏の仕事は徐々に減るでしょうね。
地元の大槻さんが、退屈してるんじゃないかと声をかけさせていただき、一緒にじっくり現場を歩きました。3月の開幕戦から、前半3か月、その後をどう使うかを考えながら。
名取市海岸林再生の会の副会長、櫻井さんの旧宅跡で植栽基盤造成盛土工事が始まりました。
空港東の旧乗馬場と一部の宅地跡の植栽実面積3.75ha(区域面積約5.5ha)は新たに保安林に指定され、5月と10月に植える予定です。

櫻井副会長旧宅のいま。ご夫妻に電話して報告しました。

櫻井副会長旧宅のいま。ご夫妻に電話して報告しました。


やるべきこと発見。対策はその場で決まり。

やるべきこと発見。対策はその場で決まり。


冬の間、またゴミが増えていました。盛土工事の方たちがゴミ拾いをしてくれているのは気付いていました。お礼を言いながら、工事の情報交換。ネタがネタなので、1回話し出すとお互い終わらない。どこから土を採ったとか、粘土の交じり度合いとか、小雨が断続的にあって、ぬかるんで思うように工事が進まないとか。私も意見を少々。工事業者さんと話すのは、ものすごく大事です。
ちょっと見ぬ間に・・・初日の出ビューポイントで数百人来ます。

ちょっと見ぬ間に・・・初日の出ビューポイントで数百人来ます。


地元の三浦さんから、広浦東の盛土陥没情報をいただいていました。大槻さんにもその場所をシェア。2017年の夏に盛土と防風垣が200m崩落した箇所。陥没を把握したのは去年。縦暗渠周辺に直径1m・深50㎝の円形が10か所程度。帯状に拡散し数が増加。土の中にある「水みち」なんでしょうね。暗渠が目詰まりせず、まだ機能しているのか?
こういう穴がいくつも。私の右足、落ちたのわかります?

こういう穴がいくつも。私の右足、落ちたのわかります?


専門誌への寄稿依頼が二つ来ていて、「水利科学」(治山林道協会)は佐々木統括、「森林技術」(森林技術協会)は私。モニタリング調査や年末年始で続けてきた調べものをもとに頑張って書いてみます。モニタリング調査報告書は大詰め。清藤先生を筆頭に、鈴木和代さんと、浅野さんと4人がかり。今年は女性陣が加わったので、格段に読んでいただき、見ていただけるものになりそうです。公開は慌てず、すこしだけ延期します。
シーズンオフはほどほどに、年末と今回と、歩いて色々見たことなど、またブログ書き始めます。
若いトンビの合コンですかね?

若いトンビの合コンですかね?

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