広報室の林です。
先月末、支援企業のご担当者の皆さんに集まりいただき
情報交換会をした時のこと。
元日経新聞論説委員で現在アドバイザーとして
プロジェクトに“がっつり”関わっていただいている
小林省太さんからのコメントが印象に残りました。
それは、小林さんが手がけている
『よみがえれ! 海岸林』の話をした時のこと。
「新聞記者時代、『3年たっても覚えていてもらえる記事を書け』と
いわれ、記事の賞味期限は3年かと思い、それを心掛けてきた。
それでも3年たって自分の記事を読んでも、あれ?これって
自分の記事だったのかなと思うようなものもあるのが実情。
でも『よみがえれ! 海岸林』は、それ以上に記憶に留めてもらえる
ものにしようと取り組んでいる」とのことでした。
私は小林さんが2015年の新年に書いた「春秋」をよく覚えています。
名取の人たちが使う「おがる」と「がおる」という方言を
交えた記事でした。私の印象に残る記事は、内容というより
着眼点に「へぇ~」と思わされるのかもしれません。
『よみがえれ! 海岸林』は小林さんの丁寧な取材をもとに
書かれています。プロジェクトの内側にいる私たちが
見ているものも違う視点で見ていたり、あるいは私たちが
まったく見ていないところを見ていたり。そんなところが
私にとっては新鮮さ満載の『よみがえれ! 海岸林』。
ぜひ皆さんもじっくりご覧ください!!
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