広報室の林です。
4月20日、名取北高校で植樹祭の説明会が開催されました。
吉田と地元ボランティアの大槻さんと3人で説明に伺いました。
資料準備の関係もあり、事前に参加人数をうかがっていたのですが
学校からは「100名ぐらい。少し多めに110部資料を」といわれていたのに
集まったのはなんと124名!!
会場のイスも足りず、隣の教室から運び込んで座る生徒もいました。
こんなにたくさんの生徒が、植樹祭への参加を希望していることも
嬉しく、また、みんな真剣なまなざしなのも嬉しかった。
みんなまっすぐに吉田の目を見て、話に耳を傾けているのです。
そして今回よかったのは大槻さんにお話をしていただけたこと。
毎月のボランティアの日だけではなく、平日に団体ごとに受け入れている
ボランティアの対応もお手伝いくださっている大槻さんだからこそ
「植えた後のお世話にも参加してもらいたい」とのメッセージが伝わったと思います。
私は今回絶対彼らに伝えようと思っていたことが2つありました。
東日本大震災の後、国内だけではなく、海外からも多くの支援をいただいたという事実。
だからこそ、若い人たちが明るく元気に復興に向けた取り組みをしていることを
海外にも発信することが支援のお礼につながるのではないかということ。
そしてもう1つは、うっかり言い忘れてしまったのですが……。
昨年、オイスカの理事長が植樹祭の帰りの電車の中で、ある親子に会ったそうです。
息子さんが高校生だとのことだったので、恐らく名取北高校の生徒だと思います。
思春期で反抗期の息子とは日頃、一緒に活動することもない中、
植樹祭に一緒に参加して写真も撮れたことをお母さんがとても喜んでいたのだそう。
その話を聞いていたので「ご家族と一緒に参加してくださいね」と伝えたかったのです。
今回説明会に参加してくれた全員が来てくれるわけではないかもしれません。
あるいは今回の説明会に参加できなかった生徒さんの中からも参加者が出るかもしれません。
当日は何人が来てくださるのでしょうか。
こんなに大勢の若い力が植樹祭を盛り上げてくれること、今から楽しみです。