プロ中のプロ
2月はゆったり勤務、「働き方改革」「プレミアムフライデーを」なんてまったく甘かった…
いつも以上の仕事量。宴会は長大幅削減、20日以上名取に出張しないのも2年ぶり。
それも2月だからできること。目下、臨戦態勢目前。1つずつ各個撃破で解決しました。
2月27日、久々の名取事務所。3週間ぶり。
再生の会の菅野さん、相変わらずどこまでも明るい。
「ねぇ~吉田君、どうするとイイと思う?(全国苗木品評会で天皇賞を取ったら)」
(ご自分のデスクに宮城県品評会の写真データを貼ってある…、それを手に取って眺めてる)
「そりゃぁ、1泊旅行、行けばいいじゃないですか。恐山でも、八甲田山でも」
(っていうか、そもそも天皇賞っていうの、そういうのナイんですよね~)
(この前、浅野ちゃんから農林水産賞の資料渡したじゃないですか)
(1ヵ月前も同じこと聞きましたよね~)
「そうじゃないのよ~、早く何かやらなきゃ~」
(みんなでオべべ買ってパーティーやればいいじゃないですか~)
(中締めの後はその場でカラオケで、再生の会らしくていいじゃないですか)
「やっぱり、今回はいつものあの店じゃないのよね~」
(それって、植付・出荷の、クソ忙しいど真ん中でやるってこと?)
(ってゆうか、1ヵ月、ずーーーっとそれ考えてません?)
まだ写真眺めてる・・・
「やっぱり、この真ん中のマツがイイと思うんだよね~」
(もう完全に独り言)
「写真撮ってイイっすか?」
(ポーズ取ってますよね。嫌がりもしない・・・)
でも、そういう菅野さんこそ、いつのまにか完全にプロの世界の人。
6年前、仕事も家も津波で完全に失ったのに。クロマツにもまったく縁がなかったのに。
佐々木統括:「樹液が動きだす。水遣りどうしようか・・・」
吉田:「明後日、雨ですね」
佐々木統括:「10㎜は降ってくれないとな」
名取は過去5年の2月、2月後半だけを比べてみて、極端に降水量が少ない。
27日夜、「今年の東北は暖冬」とニュースで流れた。
佐々木統括と菅野さんと仙台空港測候所のデータと睨めっこの季節到来。
菅野さん:「やー、今日も静かだ~」
(臨戦態勢目前を楽しんでる。そのセリフ、今日2回です)
あと1時間したら、「ねぇ~吉田君、今日のおかず何がいいと思う?」って始まるんだろうな。
いつも通り、一番菅野さんがやらなそうな「酢豚」って何度でも言います。今年も。
それにしても、本当に一生懸命、松に向き合ってくださるプロだなあと思います。
このプロジェクトに不可欠な存在だと、いつも思うんです。