私は国際協力団体職員なのに、英語は一切ダメです。
ですが、オイスカのチャンネルを通じて、東北の復興を発信し続けるために
海岸林チームには「国際広報」を担当してくれる人がいます。
普段は東京で海外との仕事をしていても、このプロジェクトとともに歩んでくれています。
まもなく震災から6年。ずっと海外も念頭に仕事してきました。
現場にもこれまで約70ヵ国、300名以上の外国人が「仕事」として視察・研修に来ています。
日本の治山技術(海岸林も治山の内です)は世界トップレベルと信じています。
オイスカの、社会会林業的なプロジェクトの進め方や住民を巻き込む手法や経験の積み重ねも、
私は胸を張れるものだと思っています。
請われれば、国の内外を問わず、互いの技術の研鑽と思って、楽しみながらお受けしてきました。
清藤参事、佐々木統括も同じ考えです。
一方、寄附も収入全体の1割近くを、外資系企業や外国在住の個人からいただいています。
19日も外資系企業に提案に行き、寄附の連絡が海外からありました。
「全体の1割」を目標にしているのも事実です。
つい先日、オイスカ東京フィリピン人職員のグラゼンさんから、
「吉田さん~、そろそろまたグローバルギビングのHPに近況報告を載せたら?」と。
いつも先に声をかけてきます。彼女は6年間で30回は名取に来たと思います。
プロジェクトのキモを最も熟知している外国人です。
グローバルギビングU.S.A&U.K.
https://www.globalgiving.org/projects/restore-100-hectares-of-the-miyagi-coastal-forest/
「クリスマスシーズンだから、早く載せたほうがイイ」とグラゼンさん。
私が日本語で書く。それを訳すのは鈴木昭さん。いつも1日で。
昭さんはフォーリンプレスセンターを定年退職し、オイスカにボランティアに見えたのが2011年4月。
すぐに「海岸林再生プロジェクト」への協力を、と声をかけました。ぜひ手伝いたいと言ってくれました。
二人はオイスカの英語のHPのニュース更新もしてくれます。
先日のJICA ECO-DRR(森林等生態系を活用した防災減災)研修で、二人は目を見張るような
コンビネーションでした。6年の積み重ねと思いました。
オイスカHP英語版
http://www.oisca-international.org/
日本語のブログはまもなく1,400回更新となります。
海外への発信はそこまで行きませんが、コツコツと続けます。
海外へのノウハウのシェアも、コツコツと続けます。
海外からの支援の声が今もあり、海外に「おかげさまで」とお礼のメッセージを
いうことができるのも、二人のおかげです。