プロジェクト10ヵ年計画「上半期」が終了した日

2016年3月13日( カテゴリー: 現場レポート )

チーム海岸林に、昨年、日本経済新聞(論説委員兼解説委員)を退職した
小林省太さんが加わり、デビュー戦ともなった震災5年目、
3.11の一連の行事が無事終わりました。
・3月11日:経済同友会小林喜光代表幹事、復興庁岡本事務次官ほかご一行72名の視察
・3月12日:海岸林再生プロジェクト第3回定期報告会in名取 聴講者106名
・3月13日:海岸林再生の現場を歩こうツアー 参加者54名
これらに関係した方のみならず、全国のどこかで、このプロジェクトに思いを馳せ、
チーム海岸林の「一員」としてご協力いただいている皆様に、心から御礼を申し上げます。

それぞれプロジェクトの関わりを話していただきました (3月12日報告会トークセッション2にて)

それぞれプロジェクトの関わりを話していただきました
(3月12日報告会トークセッション2にて)


しばらくぶりに、植栽現場の「寄附者銘板」のたくさんのお名前を、一人でゆっくり見たことが、
私の震災5年でした。その時以外、感傷に浸ることはありません。5年目は単なる一通過点ですから。
名実ともに胸を張れるビックチームになりました。どこかで、誰かが、いつも、休むことなく、
毛細血管の様に細やかに、遠くにいても復興の一端を担うチームとなりました。
一連の行事で、名取市海岸林再生の会、オイスカ、支援者・ボランティア有志が一堂に会し、
笑顔で、途方もなく元気よく、堂々と、ご支援に対する成果報告をいたしました。
特に支援者・ボランティアの皆さんの報告は、聞き惚れてしまいました。
素晴らしいトークセッションでした。
また突然、仙台の女子高校のボランティアグループが寄附を申し出てくださり即席の登壇。
予定にないサプライズ。
遠くから来てくださった方もたくさん。
オイスカ富山の熱烈な支援者「大江鉄工」の大江敏光社長、新潟市北区役所の藤井さん、
埼玉県草加市の社協幹部の舩渡さん、ANAグループ社員の廣瀬君、久保君等々…
実際に植栽現場を歩きながら 説明を受ける参加者(3月13日歩こうツアー)

実際に植栽現場を歩きながら
説明を受ける参加者(3月13日歩こうツアー)


佐々木一十郎名取市長は、追悼式を挟み、3日連続、我々の全ての行事に来て下さりました。
名取市の農林水産課、政策企画課、震災復興部まちづくり課の皆さまをはじめ、
宮城県庁農林水産部森林整備課、林野庁東北森林管理局仙台森林管理署、復興庁、宮城復興庁
経済同友会、仙台経済同友会、河北新報社、NHK仙台放送局、東北放送、FMなとり。
3.11に向けて、新しい寄附金チラシ作成にご協力いただいた、名取市閖上出身のイラストレーターのicoさん、
パートの鈴木和代さん、デザイナーの土肥さん…お名前を挙げ切れません。
3.14から今年の播種準備「コンテナへの培養土詰め」が始まります。
名取市海岸林再生の会も燃えています。
私もギアチェンジします。

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