広報室の林です。
プロジェクトの対象エリアの海岸は約5キロ。
現在活動している植栽地は名取市の南側に位置しています。
先日久しぶりに北側まで車を走らせ、様子を見てきました。
現場に来てくださる方をいつもご案内する防潮堤の上で必ず吉田が説明する
「プロジェクトの対象エリアはあの、クレーンが見えるところまでです」の
遠くかすんで見えるクレーンのところです。
(分かる人にしか分からない説明ですみません・・・・・・)
ここは閖上の港の近く。さまざまな工事が進行していました。
気になったのはたくさんのテトラポットが並んでいるところ。
ずら~~~~~~~~~~~~っと。
圧巻です。
よく見たら、ここでテトラポットを作っていました。考えてみれば当たり前ですよね、こんな重いものを遠くで作ってこんなに大量に運んでくるのは大変ですから。
左がテトラポットの型。右は恐らくコンクリートを固める間、風雨にさらされないようカバーをかけているものと思われます。
(小さい写真で分かりにくいかもしれませんね・・・・・・すみません)
自然災害というのは本当に大きな損害をもたらすのだとあらためて感じました。
あの日の津波によって、家屋や道路など、私たちの生活に身近で
普段の生活に直結している物だけではなく、
私の思いの及ばない多くの物が壊され、そしてまた私の知らないところで
それらが修復されているのだということを知りました。
資材の調達も大変。人の調達も大変。
大変なのは海岸林再生の現場だけではありません。
復興(という言葉が最適ではないような気がします)や再生に携わる多くの人たちの
努力や存在をこれからもしっかりこの目で見て、発信していきたいと思います。