昨年12月26日に名取を後にしてから1ヵ月、ほぼ東京にいました。
今期の多忙の余波が残っており、大掃除が必要でした。
文書や写真がシェアしやすいようにPCのデータの整理整頓を徹底したり。
予算の詰めもあり、来期のフローをシュミレーションしたり、
我々の成果指標や目標を再認識したり。
そのなかで、ようやく「レジリエンス・アワード」(国土強靭化に関する顕彰)や
その他にも応募をしようと、同僚とともにプロジェクトのアピールポイントを
整理することに着手できました。
来週は佐々木一十郎名取市長の復興報告会が控えています。
しかし、共催を快く引き受けてくださった経済同友会と束でかかっても、
出席者は100人足らずという現状。
東京では、オイスカの会員ですら、強烈に温度差を感じます。
「吉田君、また福島に行くの?」とマジメに言われたり(笑)
最初に震災の風化を感じた2011年夏以降、村井知事が言うように
「創造的復興」を実践していれば、風化は怖くないと思い続けています。
見る人は見ていてくれるもの。
ですが、道を究めるには「表現力の優劣」も重要。
すべて寄附金で事をなすのだから、説明責任や情報公開の一端でもある。
現場実践にあぐらをかかず、自己分析のうえ、表現力・発信力を研ぎ、
他分野・異業種との切磋琢磨の土俵に上がろうと考えています。
2012年に見つめた「DAC5原則」などにも照らし合わせて
自分たちを自己評価する中で、忘れかけたことも拾い直し、
かなりスッキリしてきました。
僕らがもっと創造的復興の道を究め、もっと表現力があったなら
市長の報告会もすでに満員札止めになっていたでしょう。
昨日、満を持して同友会とともにプレスリリースを配信しました。
少なくとも、あと1週間、最善の努力をして、市長の講演に相応しい
聴衆を集めます。
徹夜明けで気だるいですが、今日はこれから100回目の宮城出張。
オイスカ県支部での報告会に始まり、報告会ロードが3月中旬まで続きます。
表現力を磨く武者修行と思って、各個撃破で頑張ります。
宮城の会員さんに会うのも楽しみです。