宮城への家族旅行 その1浦戸諸島
2014年9月8日( カテゴリー: 本部発 )
こんにちは
海岸林担当 パートの鈴木です
8月28日から30日まで宮城県に海岸林再生プロジェクトの現場視察も兼ねて家族旅行に行ってきました。
初日は海岸林担当Y氏のおすすめの浦戸諸島に行きました。
浦戸諸島は日本三景として名高い松島に近く、松島湾に浮かぶ島々です。松島が津波被害が少なかったのは、浦戸諸島が防波堤のような役目をしたためだそうです。
仙台駅から仙石線にのり本塩釜駅下車、徒歩でマリンゲート塩竃から塩竃市営汽船に乗り20分ほどで桂島に到着。あいにく雨が降っていたので、船からの景色はもやっていてあまり望めませんでした。
雨が上がってから島を探検。
宿の近くに菜の花畑があるというので行ってみましたが、この季節ですから、菜の花の跡形もなく、看板が立っていなければ雑草の生い茂っているところとして通り過ぎてしまうところでした。
続いて、海水浴場があるというので行ってみましたが、8月20日で海水浴は終了していました。まだクローズしたばかりとあって、海の家には浮き輪や椅子、飲み物がそのままになっていました。
もちろん人影はなく静かです。
ところが、海を見るなり、子どもたちのスイッチが入りました。
きれいな貝殻、ビーチグラスはないかなぁとキョロキョロ、ひととおり見終えると今度は波で遊び始めました。波打ち際まで行き、波が来ては逃げる、また波打ち際への繰り返しで時間の経つのも忘れて飽きずにずーっと遊んでいました。
私はというと、東京では見ることのできない広い広い空と水平線をぼーっと眺めていました。こんなに穏やかに流れる時間は久しぶりでした。
途中、出会った島の住人のおじいさんが「ここは静かすぎんでぇねぇの?」とおっしゃいました。
いえいえ“静か”がこの島の宝だと私は思います。