植栽予定の現場を歩いて
2014年3月6日( カテゴリー: 現場レポート )
読書百遍ならぬ「現場百編」。意自ずから通ず。
事務所から現場は、歩いてでも行けます。
佐々木統括とともに「蔵王おろし」対策検討の参考に、植栽基盤盛土の上に行きました。
まず、ゲート近くの三和建設の現場事務所に行って、入林と今後の造林を引き受ける事になったことをご挨拶。
一番風の影響を受ける国有林内陸側へ。
マルチングの倒伏クロマツのチップを一旦剥ぎ取って、
土を柔らかくするための「掻き起こし」がされています。排水対策の排水溝も施工中です。
年度末ですから、工事業者の方たちは何の業種でも必死の毎日です。
海岸林の隣では、いよいよ沿岸に到達した農地復旧事業が続いています。
東北森林管理局HPに、名取市内国有林(約9ha)に民間12団体に区分された図面が出ています。写真は、「ここから俺の計算では446mだどぉー。こうやって見ると広いなー」と言っている佐々木統括。これに県有・市有林もあるわけですから、僕らが今春植栽する約15ha前後が、今日は改めて「どデカく」見えました。
いよいよ場所が指定されたわけで、その実感を持って、工事の様子に目を凝らしました。
珍しく、佐々木統括の「さぶい!」の一言が出た夕方。
被災地の海側では、みんなそう言っているでしょうね。