バザー&パネル展を行いました

2012年9月28日( カテゴリー: お助け隊員の声 )

はじめまして クロマツお助け隊員の井上文雄と申します。
初投稿いたします。 
平成24年9月22日、川崎市立早野聖地公園で恒例のお彼岸バザーが開かれました。
お客様はお墓参りの方々です。出店は地元農家と早野聖地公園里山ボランティアの2店で、農家は葉物野菜と自家製漬物。
早野聖地公園里山ボランティアは、木炭、竹炭、木酢液、カット青竹の花活けとキャンドル、竹とんぼなどを出品しました。
今年は、オイスカの海岸林再生プロジェクトの宣伝も行いました。
里山ボランティアの炭焼き小屋に5月から常設展示していた手作りパネルをお彼岸バザー会場に移して、お墓参りの方々にお声をかけてパンフを手渡しました。(36部) 被災前の美しい海岸林と、津波でなぎ倒された後の写真の対比には目を留める方が多くいらっしゃいました。その場で寄附の申し出もあり、3名様から計7千円お預かりいたしました。ありがたいことです。
早野聖地公園里山ボランティアは、メンバー75名、公園内の里山ボランティアゾーン(約5.5ヘクタール)で、50年間放置のため老木になったコナラやクヌギを皆伐して炭に焼き、ドングリを発芽させて苗を育て、地元小学校に卒業記念植林をしてもらい、水質浄化、土壌改良などのサイクルで、この14年間、里山の若返りと再生を図っています。
海岸林再生のお話があったとき、最初、「汗かくボランティアはできなかったけど、苗作りなら協力できる」と思って名取市の被災現場での説明会に参加しました。その場で、苗作りこそ被災農家の仕事と知り、私の役割は「このプロジェクトを多くの方々にお知らせし、資金援助をお願いすることだ」と受け止めて帰ってきました。
バザーの後、パネルは、里山お散歩コースにある炭焼き小屋に掲示し直しています。パネルの写真は3度の訪問で撮ったものとオイスカ提供のものですが、今後も、クロマツ苗の生育過程など、写真を更新して、息長く支援を訴え続けていくつもりです。
また11月に川崎市民アカデミーのフェスタ(学園祭)があるので、最新情報のパネルを作り、支援を訴える予定で準備しています。
川崎市民アカデミーと川崎市早野聖地公園里山ボランティア
井上文雄

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