明治時代以降、政府を筆頭に必死に山地の緑化を続け、豊かな緑をたたえる山々となりました。しかし、今は、間伐の遅れと国産材資源利用が進まず、いわば「森林飽和」の状態が続いています。一方で、海外には、今だに日本の明治時代のような荒涼とした裸山が連なり、オイスカは、1980年代からアジアをはじめとする世界各地で森林再生の努力を続けて参りました。
森林の重要性は広く国民の知るところとなりました。あらためて今、皆さまと共に気候変動、防災・減災の観点から森林再生の意義を深く考え、行動につなげる機会としたいと思います。
■日 時
2025年1月21日(火)15:00~17:30
■内 容
第1部 (15:00~16:30) ※第1部のみの参加も可能です
▶ 講演
「気候変動と防災に なぜ森林? -国内外の森林保全・再生の意義を深く考える-」
太田 猛彦 氏(東京大学名誉教授)
東京都出身。 東京大学農学部卒業後、東京農工大、東大、東京農業大で森林環境学、森林水文学、治山・砂防学の研究・教育に約40年携わる。この間、砂防学会、日本森林学会、日本緑化工学会の会長および日本学術会議会員を務めたほか、「東日本大震災に係る海岸防災林の再生に関する検討会」座長を務めるなど、国や都県の関連行政機関とも関わる。現在はFSCジャパン代表、みえ森林・林業アカデミー学長、かわさき市民アカデミー理事長、さいたま緑のトラスト協会理事長などを務める。著書多数で、『森林飽和-国土の変貌を考える』(NHK 出版)は分野を越えて多くの人に読まれている。
第2部 (16:45~17:30)
▶ ≪海岸林再生プロジェクト支援企業・団体ご担当者様向け情報交換会≫
内 容:2025年度事業計画、ボランティア受け入れ方針等
■参加費
無 料
■定 員
先着30名 (会場参加/要事前申込/先着順)
※オンライン参加は定員はありません。要事前申込
■参加方法
1.会場参加
東京ミッドタウン八重洲カンファレンス 4F会議室A(東京都中央区八重洲2-2-1)
アクセス►https://www.yaesu.tokyo-midtown.com/conference/access?gad_source=1&gclid=Cj0KCQiAgJa6BhCOARIsAMiL7V_IBbYw7AD9I8HsMt97yaU70HgTVFdYX8fz6E_qzSmMa0dl6TGapWkaAkbVEALw_wcB
2.オンライン参加(Zoomミーティング)
オンライン参加の方には1月17日(金)までにメールで参加URLを送らせていただきます。
■お申込み
申込締切:1月17日(金)
メールでもお申込みいただけます。
次の事項をご記入の上、下記のお問い合わせ先のメール宛にお願いします。
(①お名前 ②ご所属 ③部署名 ④お役職 ⑤ご住所 ⑥メールアドレス ⑦電話番号 ⑧参加方法)
■お問い合わせ
〒168-0063 東京都杉並区和泉2-17-5
公益財団法人オイスカ 啓発普及部
TEL: (03)3322-5161 FAX: (03)3324-7111 MAIL: gsm@oisca.org