8月9日(土)
緊急支援をテーマにしたイベント 「フォレステーションvol.23 緊急支援」に
オイスカのスタッフがゲスト出演!
「フォレステーションvol.23 緊急支援」にオイスカスタッフが出演します。このイベントは、緊急支援って何?という疑問から、メディアでは伝わることのない現場の話を聞くほか、そこから私たちが学ぶことを参加者と一緒に考えていくイベントです。中国四川大地震で国際緊急援助隊として活躍された方からお話をうかがったり、緊急支援のその後(復興支援)についてオイスカの被災地での活動の経験をお話したりします。
なお、参加者1名につき、1本の木が植えられます。
<フォレステーション vol.23 緊急支援>
インドネシア・スマトラ沖地震、バングラデシュを襲ったサイクロン「シドル」、ミャンマーを襲ったサイクロン「ナルギス」、中国四川の大地震。これらはすべて近年におこった自然災害の一部です。メディアを通じて日々伝えられる自然災害の情報の多くは、機械的に繰り返される日常の一瞬として、本当の意味を理解できないまま、情報の記憶として過ぎ去っていきます。日常生活から切り離された遠い地で起こる現実に、不感症になりつつある私たちは、緊急支援に対してどのように向き合っていく必要があるのでしょうか。
世界は繋がりあい相互依存しながら大きな社会を作り上げています。つまり、世界で急増する自然災害は、私たち自身の問題であり、明日の私たちの現実です。関心をもち、理解し、行動することが、世界を大きく変化させる鍵となります。
中国・四川大地震の犠牲者に対して日本の救助チームが「黙祷」をしたことから、多くの中国の人々の心に相互理解への前向きな感情が生まれ、中国国内での対日感情が一変したように。
ミャンマー・サイクロンの緊急支援の現場からみた真実は、確かな家族のかたち、コミュニティーの意味、信仰する強さ、絶対的な利他精神に基づく他人へのいたわりの心であったように。先進国に住む私たちが失いつつあるモラルや人間性の回復は、遠くて、近いところにあるかもしれません。
ミャンマー・サイクロンの被災地支援をするNGOや、中国四川で国際緊急援助隊として緊急支援の最前線で活動をされた方をゲストにお招きし、メディアでは知ることのできない「緊急支援」の姿を垣間見るとともに、緊急支援とは何か?私たちはどう行動すべきか、そして何を学ぶべきか?を一緒に探っていきたいと思います。
【日時】2008年8月9日(土) 14:00開場 14:30開始
【場所】渋谷アップリンクファクトリー
(東京都渋谷区宇多川町37-18 トツネビル1F)
Tel:03-6821-6821
【参加費】2000円
【参加申し込み】下記アドレスまで、参加人数・氏名を添えてお申し込みください。
申し込み先: webmaster@oisca.org
*当日直接の来場でもご参加いただけます!
【当日のスケジュール】
14:00 開場
14:30 第一部開始 基調講演
1.緊急支援とは(国)
2.緊急支援とは(NGO)
3.ミャンマー被災の実例(NGO)
司会 :塚本史緒(財団法人オイスカ)
出演者:池田敦史(財団法人オイスカ)
永石安明(財団法人オイスカ)
外務省国際協力局国際緊急援助室長(打診中)
15:45 休憩
15:55 第二部開始 パネルディスカッション
「15の議題」に対するパネルディスカッション
16:45 第三部開始 質疑応答
主催:Creator’s Social Possibility(CSP) ※※
企画協力:(財)オイスカ
※フォレステーションとは
CSPが主催するフォレステーションは、毎回、異なるテーマのもと、持続発展する社会作りを目指し、具体的な可能性を提示している活動家の方々とプレゼンテーションを行い、そこに参加した人が、社会・環境問題に対して効果的な行動を起こすための答えと、環境再生活動など具体的な行動を促す活動を行っています。現在、イベントとの連携で広がっている「イベントに参加した1人につき1本の木を植える」プログラムを日本で初めて行い、新しい仕組み作り、ネットワーク構築、NPO支援などの幅広い活動を行っています。フォレステーションは、イベントの開催を通じて、有機的につながりあった仲間たちからプロジェクトが自然発生し、活動の幅を拡げるためのプラットフォームとして、多様な価値観を認め合う、さまざまな可能性を持つ人々が集まる「社会の森作り」です。
※※CSPとは
Creator’s Social Possibility の略。「ひとりひとりが創造的な表現者として行動を起こし、社会を変える力となる」をコンセプトに、2005年から活動を展開するNPO団体。