2026年9月11日

【御礼】絵本制作プロジェクト~名取市の海岸防災林の将来を考えて~

  • 海岸林再生プロジェクト
  • 皆さんこんにちは! 「海岸林再生プロジェクト」担当の吉田です。

    6月15日から始まった「海岸林の大切さと震災伝承を伝える絵本制作プロジェクト」のクラウドファンディングが、8月31日をもって終了しました。

    ※クラファンについてはクラファンHPの「活動報告」およびこちらの記事をご覧ください。

    目標金額は120万でしたが、最終的なご支援総額は、126万4千円となりました!
    クラウドファンディングを通じてご支援くださった方は206人

    さらに、クラウドファンディングを通さずに、ico.さん(名取市出身のイラストレーター。今回の絵本制作はico.さんと協働で進めています)やオイスカへ直接ご支援くださった方もいらっしゃり、たくさんの皆さまがこの絵本づくりを応援してくださいました。

    海岸林は、地域の暮らしを守るだけでなく、そこに暮らす人々の思い出や、震災の記憶とも深く結びついています。
    震災から15年が経った今、震災を経験していない子どもたちが増えていく中で、海岸林の大切さとともに、震災の記憶や防災について伝えていくことは、これからますます大切になっていくと感じています。だからこそ、今回つくる絵本が、子どもたちにとって海岸林や震災について知る最初のきっかけになればと思っています。

    改めまして、このたびの温かいご支援に心より感謝申し上げます。
    本当にありがとうございました。

    9月6日に絵本制作ワークショップを行いましたので、報告をさせてください。ここからは啓発普及部の檜垣が書かせていただきます!
    午前は、「海岸林再生プロジェクト」の進む海岸林の現場を実際に見て学ぶフィールドワークを実施。参加者は、仙台空港からマイクロバスに乗り込み、林内を周りながら、海岸林についての説明を受けます。

    私は午前のフィールドワークへの同行はできませんでしたが、参加者の皆さんから感想をお聞きすることができました。
    「海岸林の役割やボランティアの仕事、育林の仕方、今起こっている問題(松くい虫対策や火事、ポイ捨て)などの説明を聞き、何気なく通り過ぎている海岸林への見る目が変わった」「もっと多くの人に知ってもらいたい」「海岸林を守ることがどれほど大変なのか心にしみて伝わった」などの素敵な感想をいただきました。

    そのあとお昼をはさみ、オイスカ名取事務所にて、ico.さんによる絵本作成のワークショップを行いました。

    絵本の場面に合わせて、さまざまな方法で色や形をつけ足して、絵を完成させていきます。

    ・キツネの巣穴の上に広がる夜空に星を散りばめる
    ここは子どもたちが先陣をきって作成してくれました!
    シールやキラキラが用意してあり、子どもたちも目をキラキラさせながら思うままに夜空をきれいにしてくれました。
    天の川を作ってくれたり、ほしやつきのシールを貼ってくれたり、キラキラを息でふぅーとしてちりばめたりと本当にその絵を見るたびにため息が出てしまうほどにきれいなのです。実物をぜひ見ていただきたい!!
    最初は少し控えめだったおとうさんおかあさんも、最後のほうは身を乗り出してシールを貼ってくれました!


    ・クロマツの葉を全員の手形で作成
    これは全員で行いました。小さな手から大きな手をカラフルな絵具で手を染めてクロマツの幹に葉を実らせていきます!これもカラフルで立派なクロマツが出来上がりました。


    ・海外林に生い茂る松林を表現するために松ぼっくりに色を付け部隊
    絵本に登場する松林を松ぼっくりで表現するという、斬新なアイデアをひらめいたico.さん。ツアーの際に松ぼっくりを拾ってきてもらい、それに色を付けました。
    緑一色だと思いますでしょう、でも違います。すごくカラフルな松ぼっくりたちの松林が完成しました!
    絵付け職人と化した人まで現れ、大いに盛り上がりました。

    ・海の波を雑誌をちぎって貼る部隊
    雑誌から波の絵に合う青を探して、ペタペタと貼っていきます。
    小学校の先生のようだといわれている浅野さん(海岸林担当スタッフ)の指導の下、貼る部隊に配属された2人はたまにふざけて浅野さんにツッコまれながら和気あいあいと取り組んでいました!

    今回のワークショップには、「海岸林再生プロジェクト」ボランティアのリピーターが多く、最後の感想発表では海岸林への強い想いも聞くことができました。
    「海岸林を次世代に引き継ぐには」という質問に対して「ボランティアに来てみんなで汗を流すことで海岸林を守ろうという想いが生まれると思う」「子どものころにした特別な思い出というのは大人になったときに大切になるから、もっと子どもたちの輪を広げていきたい」など普段は作業ばかりでなかなか聞けない皆さんの熱い想いを聞いて感動しました。

    多くの人のさまざまな思いのこもったページたち。完成したものが絵本になるのが待ち遠しいですね!

    ワークショップは今月27日にも行われる予定です!ぜひ奮ってご参加ください!
    申し込みフォーム
    スタッフ一同楽しみにお待ちしております!

    最後に。動物好きの檜垣が惚れた、ico.さんの書いたタヌキのかわいいおしりを見てください。
    私は海岸林でタメ糞(タヌキはうんちをみんなで同じところにする)を見たことがありますが、まだタヌキには会えていません。

    ico.さんもタヌキに今はまっているらしく、見つけたらすぐに報告することを約束しました!
    タヌキ仲間が増えてうれしいです。

    アーカイブ