2026年7月3日

日本・インドネシア 緑の青年国際交流事業 前編

  • 「子供の森」計画
  • 本部スタッフ
  • こんにちは、海外事業部の濵﨑です。
    5月8日(金)から15日(金)までの8日間、インドネシアで「子供の森」計画に取り組んでいる現地の高校生と先生方を日本へ招聘し、「日本・インドネシア 緑の青年国際交流事業」が開催されました。

    今回の研修の舞台は、愛知県と長野県木曽町。 前編となる今回は、愛知県での研修前半の様子をお届けします!

    研修のスタートは愛知県豊田市から。
    5月9日(土)に渡刈クリーンセンターを訪れ、環境学習をサポートするインタープリターの指導のもと、ごみ処理設備を見学しました。中部日本研修センターの研修生10名も同行しました。日本のごみ分別の細かさに驚きつつも、本来混ざってはいけないプラスチック類や危険物などが可燃ごみに混入している実態を目の当たりにした高校生たち。インドネシアで学校のリーダーとして環境教育やリサイクル活動を意欲的に行っている彼らは、正しい分別がどれほど重要かを学び、熱心にメモを取っていました。

    メモを取る参加者たち
    可燃ごみに混入した不燃物がどのように燃え残るのか、説明を聞いている
    釣り竿に見立てたものでゴミを釣り、そのごみを正しく分別するゲーム

    続いて訪問したのは、愛知県環境学習施設もりの学舎です。 ここでも、インタープリターの方にガイドしていただきながら、四季折々に表情を変える森の仕組みについて解説をしていただきました。さらに、自然の中に隠された多様な色彩や、その微妙な違いを五感で捉える「色探し・色合わせゲーム」といった環境教育プログラムにも挑戦しました。

    地面に落ちているオトシブミのゆりかごを観察
    グループに分かれて、カードに示された色に近いものを探している
    色探し・色合わせのゲームをしている様子

    5月10日(日)は、オイスカ中部日本研修センターに隣接する森で森の健康診断を実施しました。日本の人工林が抱える現状や課題についての講義を受けたあと、実際に山へ入って森林の健康度を調べる調査手法を体験。続いて行った間伐実習では、ノコギリの入れ方を調整しながら木を切り倒す基本技術を学びました。

    伐採する木の直径を測っている
    追い口を作っている様子
    伐採した木の年輪を確認

    昼食後には、インドネシアの高校生たちによる活動報告会を開催!現地での熱心な取り組みの発表に、日本側の参加者から高い関心が寄せられました。その後の文化交流では、インドネシアのダンスを踊って大盛り上がり!さらに、インドネシアの学校で作られたお菓子の試食会も行われ、食文化やダンスを通じて、言葉の壁を越えた温かい友情と相互理解が深まる特別な時間となりました。

    森の健康診断出前隊の皆さんと昼食!
    自己紹介・活動報告をしました
    参加してくれた日本の学生さんと

    午後には、ストロベリーパークみふねを訪問しました。 ここでは、ICTを駆使した環境配慮型農業を視察しました。環境への負荷を減らしながら効率的に栽培する仕組みに、一同は感心しながら熱心にメモを取っていました。技術の高さに驚きつつ、新鮮なイチゴの豊かな甘さにみんな笑顔。「美味しい!」と、もぎたての味を嬉しそうに堪能していました。

    栽培システムについて説明を聞いている様子
    いちご100%のジュースとシュークリームを頂きました
    貴重な体験をさせていただきました

    愛知での充実したプログラムを終え、多くの気づきを得た一行。
    5月11日(月)からは長野県木曽地域へと移動し、森林や林業のことを学んでいる日本の学生たちとの交流や、林業の現場を体験する後半の研修へと向かいます。

    ※この事業は国土緑化推進機構「緑と水の森林ファンド」を活用して実施しました。

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