2023年7月28日

パプアニューギニア 日常生活に浸透する駐在員の魔術体験談 その2

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  • パプアニューギニア駐在代表の荏原です。

    5月中旬から7月上旬までパプアニューギニアに短期滞在していました。

    以前のブログで、現地で広く行われている呪術とそれらの癒しの話を書きました。今回は、長男がブラックマジックを解いてもらうためにBushDoctorに治療してもらいましたので、その様子を写真と一緒に紹介します。

    被施術は私の長男で、病状は奥歯の虫歯。

    その虫歯の痛みが右奥歯になったり、左奥歯に移ったりでおかしいのです。

    私が現地に帰ったのは5月中旬。彼を見たときは口を開けると大きな痛みがあるので口を大きく開くことが出来ず、おちょぼ口で食事をしている状態でした。しかも柔らかいものしか食べられなかったので、痩せてしまい気力も落ちていました。

    前回、現地を離れた1月上旬以降から歯痛が出てきて、一度、ブッシュドクターに診てもらって治ったので安心しましたが、今回の再発は治療したブッシュドクターにとっても意外だったそうです。

    今回のブッシュドクターは、目がほとんど見えないお爺さんです。私の妻の父親と幼馴染みという事ですので恐らく86歳くらいの年齢の方です。癒しのギフトが与えられたのは目が見えなくなってからで、40日断食をしたあと、この力が与えられたという話しでした。

    私もあまりこのような科学的でないものは信じないタイプの人間ですが、今回は呪術は確かに存在し、かつそれを取り除く方法があり、そしてその力が与えられている人がいる事を確信しました。

    私はクリスチャンですし、日本で生まれ日本の教育を受けて育ったので、非科学的な事象は基本的に疑うものです。しかし、よく考えると、科学で分かっていることは今でも一握りであり、科学万能という事は言えません。科学が発達し技術の進歩があればあるほど、分からない事も増えてきている事も事実でしょう。進化論も証明する事ができないひとつの論文にしか過ぎません。

    さて、今回、長男の調子が大分悪くなった頃、癒しの施術が行われる前に不思議な出来事が私の住んでいる敷地内で起こりました。

    ▶ 6月11日、死んだヒトデがコンクリートの床に置いてあるのを発見。(写真は日向で干したあとのものです)。家は海岸から直線距離にして約3キロ位あるので、ヒトデが自ら移動してくることは考えられません。

    ▶ 6月12日、イナゴの首と胴体の分かれ目と首の付け根からハエの幼虫-ウジ虫が確認できたものだけで13匹出てきました。

    ▶ 6月17日、長男が施術を受けた日です。

    ▶ 6月24日、我が家の敷地全体の浄め(聖書の言葉を吹き込んだ海砂を敷地全体に散布、敷地に入る門には更に同じく聖書の言葉を吹き込んだ石を埋めました)の実施。そして義父(目がかすんで良く見えなくなりました)、妻(腰、肩、背中の痛み)そして私(特に悪い所は無し)も施術を実施してもらいました。

    ▶ 6月24日、施術中カエルが長男の目の前でひっくり返り死ぬ直前の状態になりました。

    ▶ 6月29日、子供たちがフェンスの周りの草刈りをしていた時、既に死んだ約110㎝長の蛇を発見。

    上記のカエルと蛇は火で焼きました。長男の施術後敷地の3ヵ所に焚火を起こしてそこに悪霊が嫌う木の葉と石灰を入れて燻した煙が敷地を漂うように、その作業を夜数回家族でやりました。

    その後、長男の歯痛は治まりました。虫歯があるので完全に痛みが無くなってはいませんが、普通に食事ができるようになりました。

    パプアニューギニアでは、クリニックに行っても「この病気は村の病気ですから、村のドクターに治してもらってください」と言われることがよくあります。村のドクターのBushDoctorは、パプアニューギニアの人々にとってなくてはならない存在です。


    ここで触れたブラックマジックについては、8月17日のオンラインイベントでもお話する予定です。上記の不思議な出来事についても写真や動画をお見せしますので、虫やカエルが苦手でない方は、ぜひご参加ください。

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