※この記事の最後に、このプロジェクトの詳しい記事が参照できるリンクがあります。ぜひ、そちらもクリックしてご覧ください。

海外事業部の藤井です。

今日のブログのテーマは、“ソーシャルビジネス”です。“ソーシャルビジネス”は、社会課題をビジネスの手法で解決する事業のことで、社会問題解決のための新たな取り組みの一つとして注目が集まっています。国際協力の分野でも、NGOが新たにソーシャルビジネスの取り組みを始めたり、賛同する民間企業が新たに参入するなどの動きがあります。

【オイスカもソーシャルビジネス連携を推進することになったが……】

オイスカは、昨年の創立60周年にあたり2030年までの10ヵ年計画を発表。その中で、2つの重点活動の内の一つとしてBBS（ビジネスセクターとのパートナーシップとソーシャルビジネス）という社会課題解決アプローチの活動に取り組むことを表明しました。このBBSの活動の中で、「ソーシャルビジネスの推進」を掲げており、「日本と世界を結ぶオイスカの人的ネットワークを活かしたソーシャルビジネス連携の推進」に取り組むと明記されています。

オイスカは、これまで長らく国際協力業界でさまざまな事業を実施してきた実績がありますが、直接「ビジネス」と名のつく活動の実績はほとんどありませんでした。ただ、私自身は、ミャンマーに於いて、他のオイスカ会員企業と連携したソーシャルビジネスに取り組んでおり、今後の社会課題の持続的な解決に向けた取り組みとして、オイスカ各国の研修生OBなどと取り組むソーシャルビジネスの可能性に注目していました。

【新たなプロジェクトに向けて、“ワクワク”したアイデアがたくさん】

2021年4月、まだ厳しいコロナ禍が続く中、オイスカ熊本推進協議会の石原副会長から連絡が入りました。聞くと、「これまで停滞していた事業を活性化するため、オイスカ熊本とモンゴルが連携した新たな取り組みに向けた話し合いに参加して欲しい」との事。その後、自分を含め、オイスカ熊本とオイスカモンゴルに関わる関係者が集い、新たな取り組みに向けた話し合いが始まりました。新たに取り組みに加わった方の中に、（一財）くまもと未来創造基金の宮原理事がいらっしゃいました。宮原さんは地域での課題解決支援に携わってきた経験が豊富で、宮原さんの参加が、これまで停滞していた取り組みが加速する大きな要因となりました。打ち合わせでは、時間が足りないぐらいの多くの“ワクワク”したアイデアが皆さんから出され、その後何回かの話し合いを経て、この取り組みは、昨年6月、いよいよ正式なプロジェクト「熊本×モンゴルプロジェクト」として船出をしました。

【熊本発！ソーシャルビジネス始動　▶️　これまでにない反響にビックリ！ 】

プロジェクト開始後まだ1年も経過していませんが、宮原さんによると、このプロジェクトに賛同した全国の方々や、在日モンゴル人の方から多くの反響が届いているとのこと。これまでのオイスカの事業の展開とは明らかに違った広がり、連携、反響などを通じて、あのアイデア出しの時からずっと“ワクワク”している自分がいます。そして、宮原さんがマルシェへの出店やSNSを活用しながら積極的にプロジェクト紹介をされているのを、オイスカ担当としても何か応援しなければと考えていました。そこで、オイスカ誌4月号のTOPICで、このプロジェクトを特集してもらうことにしました。ちょうどオイスカの広報誌が大幅にリニューアルした最初の号で、TOPICの背景は春らしいピンク色、表紙もモンゴルの子供達のダンスの様子と、爽やかな印象で、さながらモンゴル推しの広報誌となっています。

【最後に、“ワクワク”するソーシャルビジネスの取り組みについて、ぜひTOPICをご覧下さい。そして、いいね！やシェアをお願いします】

このブログ内ではTOPICの全容をご紹介できませんので、以下の①のリンクから、オイスカ誌4月号のTOPICをご覧ください。

また、このプロジェクトの活動や商品にご興味ある方は、熊本モンゴルプロジェクトのHPやSNSもありますので、ぜひ、以下の②のリンクからご覧ください。

引き続き、熊本とモンゴルが連携をした「オイスカ版ソーシャルビジネス」を応援してもらえると嬉しいです！！次回のブログでは、このプロジェクトとエシカル消費についてご紹介します。

①オイスカ誌4月号の「熊本×モンゴルプロジェクト」の記事はこちら▶️ https://bit.ly/3LTzFPr（PDFが開きます）

②熊本×モンゴルプロジェクトのHPはこちら▶️ https://bit.ly/3JuWrf5