2018年6月28日

2018綾川町クリーンアクション

  • 国内スタッフ
  •  こんにちは。四国支部の池田です。

    四国研修センターのある香川県綾川町では一年に2回、ボランティア有志による
    クリーンアクション活動(幹線道路沿いゴミ拾い)を行っており先日、
    綾川町男女共同参画会議メンバーや研修生と実施しました。
    ① ②
    1時間ほどの作業でしたが、日本についての感想で「日本は道路や町がキレイで
    素晴らしいです」と話すことの多い研修生にとって、意外にゴミのポイ捨てが多いことや
    ボランティア活動でゴミ拾いなどすることを知るとともに初めての体験!貴重な機会と
    なったようです。研修生の国では事情によりゴミ拾いを生業にしている人々もいますが、
    おおよそその状況は過去のスタッフブログから確認いただけます。

    ・インドネシア:諸江さん☞ https://oisca.org/blog/?p=6574

    ・ミャンマー  :芦田さん☞ https://oisca.org/blog/?p=22918

    諸江さんが指摘しているようにゴミを拾って集めても設備や施設が整っていなければ
    処分に困りますが、ゴミの分別回収やリサイクルが進んでいると思われる日本では
    資源ゴミ(電子機器やプラスチックなど)の取り扱いに大きな問題が発生(資源ゴミの
    輸出先であった中国が昨年から、そしてタイが今年から輸入を禁止)しており、
    今後は新たな輸出先を探すか日本国内で処理する必要に迫られています。
    (報道では、資源ゴミ輸入禁止で操業停止に追い込まれた中国のリサイクル業者が、
    日本へ拠点を移す動きが拡大しており、その動きに伴ってリサイクル工場で働く
    中国人従業員も移ってきているそうです)
    誰しも豊かで便利な生活に憧れますが、より美しい地球環境を次世代に繋ぐため
    「ゴミは発生元で処理するのが原則」、ゴミを捨てないことや食品など過剰包装を
    止めること、そして、子どもたちや住民への環境教育など自然を愛する心を育てて
    いくことが大切であると改めて思うとともに、引き続き、研修生には実践を通じて多くの
    学びと気付きを得て帰国して欲しいと思っています。
    皆さま応援よろしくお願いいたします。
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