2023年10月11日

国際チベット難民支援団体特別会議に出席 チベット亡命政府よりオイスカに感謝状授与も

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  • 8月31日~9月1日、2回目となるチベット難民支援団体特別会議がインド、ダラムサラで開催されました。ダライ・ラマ法皇がインドに亡命したのは1959年のこと。オイスカはその10年後の1969年からチベットの青年を研修生として日本に受け入れ、その数は50名を超えました。今回の会議には、海外からの21団体とインド国内のチベット亡命政府関係者合わせて約100名が参加し、オイスカも支援団体として8名(日本から6名、インドから2名)が出席。各国の参加団体の中では最多の代表団となりました。会議では、各団体の活動概要と今後の支援方針などが発表されました。

    2日目の分科会では、オイスカも分科会を担当。人材育成の大切さやチベット人のアイデンティティの確立などが話し合われたほか、オイスカ北インド総局のリト事務局長が協議結果を発表。また、研修生OB代表として、ラプトン氏(チベット亡命政府農業局次長)がオイスカにおける自身の研修体験を報告しました。

    翌9月2日には、スウェーデン国会議員団一行と共にダライ・ラマ法皇との謁見の機会を得ることができました。席上、ダライ・ラマ猊下は「利他の精神」を強調されており、「これが本当に政府をはじめ民衆に浸透したならば、世界の紛争は無くなると思うが、残念ながら現実はそうではない。しかし、チベット人は心の中に利他の精神を持ち、チベットの文化、宗教、言語を守りながら今後も生きて行かなければならない」と諭されておりました。

    その後開催された民主主義記念日式典において、オイスカがチベット青年の育成を通じチベットに貢献してきたことに対し、チベット亡命政府ペンパ・ツェリン首相から感謝状が授与されました。

    一行はその後、ニューデリーに移動し、オイスカインド総局のシンハ会長や北インド支局の「子供の森」計画参加校を訪問し、交流を深めました。

    ダライ・ラマ猊下を囲んだ集合写真
    ダライ・ラマ猊下を囲んで

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