2013年11月12日、大阪府庁本館の正庁の間においてアドプトフォレスト感謝状贈呈式が行われ、関西支部から武藤成生幹事と黒田吉則事務局長が出席しました。
アドプトフォレスト制度とは、府が森林所有者と森づくり活動を担う事業者などを仲介し森づくりを推進するもので、06年にスタート。これに参画し、特に長期にわたり活動を継続してきた8団体に対し、感謝状が贈られたものです。
オイスカは四條綴(しじょうなわて)市の”ふれあいの森”で主にスギやヒノキの間伐作業を進めており、その材を活用して階段や歩道整備を行っています。活動紹介では黒田事務局長より、「周遊できる歩道ができ、森を訪れた市民から寄せられた『散策するのがとても楽しくなった』との感想に、胸が熱くなった」といった思いも披露されました。
また、間伐材はつみ木にも利用され、教育現場やイベントなどで行われる「森のつみ木広場」でも活躍しています。森づくり活動から生まれたつみ木は大阪府からも高い評価を受け、府の関連イベントなどにも利用されるようになりました。
なお、アドプトフォレスト制度は原則として5年単位で協定が結ばれ、オイスカの森づくり活動は大阪府、四條畷市と共に、07年4月からの5年間は西日本旅客鉄道労働組合と、12年4月からは日立造船㈱との協働事業として、社員や地域の方々の参加を得ながら進められています。