2011年6月25日

北海道支部「森のつみ木広場」で新たな試み 北海道の森に育った木々で地元の青年たちがつみ木を制作

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  •  北海道支部は、社会福祉法人草の実会を通じ「北海道CGCみどりとこころの基金」の支援を受け、イタヤカエデ、ハルニレ、ミズナラなど北海道の森に育った12種類の木を用いて1万個のつみ木を作りました。制作したのは、同法人が運営する「草の実工房もく」に籍を置く青年たちです。  同支部では、2007年より25回「森のつみ木広場」を開催してきましたが、青年たちが作ったつみ木を使用して新たに「第1回森のつみ木広場」を開催することになりました。札幌市南区のもなみ幼稚園とルンビニー保育園が合同で開催し、つみ木を制作した青年たちも参加を予定しています。今回の広場にはいくつか特徴があります。北海道に広く育つ樹木で作ったつみ木を使用していること、体に障害を持つ青年たちが根気強く取り組んで作り上げたつみ木であること、 幼稚園と保育所という管理が異なる組織が子どもはひとつという精神の下、合同で企画したこと、制作者の青年と幼児のコラボレーションであることなどです。 

     10年度、同支部では広場を8回開催。うち4回はグループホームやデイケアセンターのお年寄りも参加し、 子どもたちとの間でつみ木を通して心の触れ合いと感動が生まれました。今年度も新たな展開と感動が期待されます。

    ※「第1回森のつみ木広場」は6月下旬に終了しています。

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