5月2~6日、オイスカ・インターナショナルの中野良子総裁がベトナム・ハノイに滞在し、アジア開発銀行(以下、ADB)の第44回年次総会に参加しました。
会場のナショナルコンベンションセンターには、67の国と地域から政府関係者、学者、ビジネスマンなど4000名余りが集まり、分野ごとにワークショップやディスカッションなどが行われました。
NGO関係者による情報交換やディスカッションにも200名ほどが集まって、活発な話し合いがなされました。オイスカも「子供の森」計画などを積極的にアピール。また、今後スタートする東日本大震災の津波による被害を受けた東北沿岸部での海岸林再生活動への参加・協力を呼び掛けました。呼び掛けに対する参加者の関心は高く、持参した資料が足りなくなるほどでした。
また、会期中、ADB貧困削減日本基金の無償資金供与を受けてオイスカがインドネシア・アチェ州で実施しているプロジェクトについて、ADBの黒田東彦総裁をはじめとする関係者らに、その経過を直接報告する機会も得られました。
オイスカが今後、世界に活動の場をますます広げていくための重要な出会いにあふれた年次総会参加となりました。