2017年12月26日

中華民国総会 会員大会に中野利弘副総裁が出席 農村青年交流の日本派遣も継続

  • 海外ニュース
  •  2017年10月17日、台湾国賓大飯店でオイスカ中華民国総会会員大会が開催され、日本からはオイスカ・インターナショナルの中野利弘副総裁が出席しました。

    あいさつをする陳氏。新たに名誉理事長に就任することが決まった
    あいさつをする陳氏。
    新たに名誉理事長に就任することが決まった
    会員大会では、中間の事業報告、決算報告がなされたほか、今年度で理事21名、監事7名の役員が任期満了となるため、会員による役員選出選挙が実施されました。理事には、現在まで2期理事長を務めた陳烱松氏や李政哲氏らが、監事には林淑敏女史らが選任され、今後4年間の運営が委ねられました。規約に基づく任期満了により理事長を退任することとなった陳氏のこれまでの功績を称え、中野副総裁より感謝状が贈られました。新理事長については、11月20日に開催された理監事会で、李理事(生記建設社長)が選出されました。
     また、11月5〜13日の間、呉健和氏を団長に8名を農村青年交流団事業として日本に派遣。宮城県では名取市で進む「海岸林再生プロジェクト」を宮城県支部の会員44名と共に視察。そして、香川県で有機野菜のビニールハウス栽培を見学した一行は、「台湾では学校給食への有機野菜導入が進められている。先進的な取り組みを学ぶことができ、参考になった」と感謝の言葉を述べました。
     同総会は1973年1月に設立され、日本との民間交流を取り組みの柱として今日まで活動してきており、本事業はその一環として、毎年行われているものです。李新理事長の下、こうした交流活動が日本の会員の方々の協力を得ながら、より積極的に行われることが期待されます。

    アーカイブ