2008年7月19日

世界環境デーを記念して インドネシアで今年も環境キャンプを実施

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  • 歌や踊り、言葉遊びを取り入れながら、子どもたちが楽しく学べるよう工夫します
    歌や踊り、言葉遊びを取り入れながら、子どもたちが楽しく学べるよう工夫します

    2008年6月23~24日、昨年度に引き続きインドネシアで世界環境デー(6月5日)を記念した環境キャンプが実施されました。
    このキャンプは、スカブミ県植林プロジェクト内の、ヤマハ(株)・ヤマハ発動機(株)が支援している地域で行われ、スカブミ県内で「子供の森」計画(CFP)に参加する学校の子どもたち総勢400人あまりが集まりました。

    子どもたちは2日間で、環境絵画コンテストや廃品を利用したオブジェ作り、ネイチャーゲームなどを通じて自然に親しむと同時に環境の大切さを学びました。参加した児童の一人は、「私はオイスカのお兄さんやお姉さんたち、それからほかの小学校のみんなにも会えて、とても嬉しかった。一番印象深かったのは、『ヤマハの森』に行った時で、木が茂っている中は涼しかったことが忘れらません」と感想を話しました。

    近年、インドネシアのCFP活動は、活動を推進するCFP調整員の能力向上を目的として、05、06年度にタイで実施されたCFP調整員研修に参加したインドネシアのCFP調整員アデ・ラフマットらの主体的な取り組みにより、さまざまな体験型学習の手法を取り入れ、植林だけに限らない幅のある活動へと徐々に変化してきています。

    07年度にはさらに調整員のムハマッド・イムロンがフィリピンで行われた調整員研修に参加したほか、定期的にインドネシア各地の調整員らが会議を重ねてきたことにより、各調整員のレベルが向上しました。これにより、現在では調整員が一つのチームとなって大きなイベントを実施することが可能になっていおり、今後のインドネシアでのCFP活動に更なる発展が期待されています。

    森の中での環境教育。先生になっているのは、オイスカ・インドネシアOB会研修センターのスタッフや研修生
    森の中での環境教育。先生になっているのは、オイスカ・インドネシアOB会研修センターのスタッフや研修生

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