2008年8月6日

ミャンマー・サイクロン災害 農業復興支援先での種籾生育状況を調査

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  • 実際に農家の人と話をして、苗の生育状況の確認を行うオイスカ・ミャンマー農林業研修センターの藤井氏(右端、タンペ村にて)
    実際に農家の人と話をして、苗の生育状況の確認を行うオイスカ・ミャンマー農林業研修センターの藤井氏(右端、タンペ村にて)

    7月16~18日にかけて、農業復興支援の一環として種籾を配布した農家を回り、種籾の生育状況の調査を行いました。

    まず、もともと被災地で栽培されていた品種を配布した村のうち、タンペ村とチョンチン村を視察しました。タンペ村では、種播き後16日が経過した田んぼを視察し、20cm以上と順調に育った苗が見られました。チョンチン村では、種蒔き後2週間が経過しており、こちらも15㎝と順調に生育していました。

    また、今後の普及も視野に入れ、オイスカが現地で開発した品種「オイスカ米」を配布した農家の調査のために、テーコンレイ村とチャウンピャー村を訪れました。テーコンレイ村では、芽が出てから田んぼに播いて7日後の苗が綺麗に発芽していました。チャウンピャー村では、種播きから2週間後の田んぼを調査し、約15cmに成長した苗を見ることができました。

    圃場に播かれた芽出し後の種(タンペ村にて)
    圃場に播かれた芽出し後の種(タンペ村にて)
    田んぼに播いて2週間後の苗の前で。大きさが15cmを超え順調に成長
    田んぼに播いて2週間後の苗の前で。大きさが15cmを超え順調に成長

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