2015年8月5日

フィジー首相と懇談 オイスカの取り組みに理解と謝意 人材育成活動への評価も

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  • 5月20日、オイスカ・インターナショナルの中野良子総裁は、「第7回太平洋・島サミット」参加のため来日していたフィジーのジョサイア・ヴォレンゲ・バイニマラマ首相の歓迎レセプションに出席、首相と懇談の機会を得ました。

    オイスカはフィジー政府青年スポーツ省が運営する研修センターで農業部門の研修を担っており、そのため常に政府と連携し、人材育成に当たっています。また、「子供の森」計画やマングローブ植林などの取り組みについても首相事務所へ定期的に報告を行っていることから、バイニマラマ首相はオイスカの活動に深い理解を示しています。懇談の場では、政府が力を入れる青年の育成に尽力するオイスカに対し、同首相から中野総裁に謝意が述べられました。

    10年ぶりの来日となったバイニマラマ首相は、19日に安倍晋三首相と会談し、経済協力や人的交流の推進など両国の関係をより深めていくことを確認。日本にとっても重要なパートナーである同国で、オイスカが果たす役割も大きなものとなっています。

    そのような中、7月3日にはフィジー出張中の本部職員が、長年にわたり支援と訪問を継続している会員ら7名と共にバイニマラマ首相を表敬訪問する機会を得ました。首相は和やかな雰囲気の中でオイスカ活動へのさらなる協力を約束、懸案だった日本からの寄贈品に対する免税の実現に向け、大きな足がかりとなりました。引き続き同国政府との連携を密なものとし、人材育成をはじめ植林などの環境保全分野でも活動を推進していきます。

    オイスカへの期待の高さを感じさせる懇談となった
    オイスカへの期待の高さを感じさせる懇談となった

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