2010年1月20日

インドネシア研修生OB会会長来日 スタルト氏一行がゴミ処理施設を視察

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    磁力によるゴミの分解処理施設について説明を受けるスタルト氏(写真右)
    磁力によるゴミの分解処理施設について説明を受けるスタルト氏(写真右)

     2010年1月20日、インドネシア研修生OB会会長スタルト氏一行が、東京周辺の3つのゴミ焼却施設を視察しました。昨年11月、オイスカ首都圏支部の有志が「日本インドネシア友好植林フォーラム」でジャカルタ州知事を訪問した際、知事から「ゴミ問題はジャカルタ市が解決すべき緊急課題だが、現在、市にはゴミ焼却施設がない。ゴミ処理の現場責任者であり、オイスカのインドネシアOB会の会長でもあるスタルト氏をゴミ焼却施設視察のために派遣したい」との要請を受けました。団長を務めた三田敏哉氏(オイスカ国際活動促進東京議員連合会最高顧問、元東京都議会議長)が帰国後、東京都に相談し、今回の視察が実現しました。スタルト氏は1978年にオイスカ西日本研修センターで研修を受け、帰国後は公共の役に立つ仕事として、敬遠されがちなゴミ処理業に積極的に取り組み、現在はジャカルタ市内のゴミ処理施設のマネージャーとして活躍しています。

     視察当日は、国分寺市(東京都)のゴミ処理センターで分別ゴミの焼却の基本的な流れを視察。国立市(東京都)では、産業廃棄物処理業の㈱リストを訪問し、分別していないゴミの焼却処理法を、また、川越市(埼玉県)では焼却処理ではなく、強力な磁力による熱エネルギーで有機ゴミを分解処理する新しいタイプのゴミ処理施設を視察しました。

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