ミャンマーの農村開発研修センター(以下、センター)では、ゆうちょ財団の助成を受けて、養豚の品質向上並びに普及に関するプロジェクトを進めています。 プロジェクトでは、種豚の品質向上な
どに取り組み、農村住民の生計向上を目指しています。2018年11月27日には、同財団の職員および賛助会員企業の関係者ら8名がセンターを訪問し、プロジェクトを視察しました。一行は近隣の村も訪れ、地域の状況を確認、プロジェクトが目指す住民の生計向上の必要性に対する理解を深めました。
プロジェクトでは19年1月より、ゼーヤー・ソーが指導にあたっています。ソーは、15年12月から3年間、愛知県豊田市のトヨタファームで養豚を学んだ技能実習生で、オイスカが受け入れたミャンマーからの技能実習修了生の第一号です。「日本で学んだ養豚の管理方法や日本人の勤労精神を忘れず、後輩の指導にあたりたい」と抱負を述べたソーは、自らの養豚事業にも意欲的で、今後の活躍が期待されます。